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    2026年1月16日 6時35分

    ダウ平均は反発 台湾TSMCの決算で半導体関連に買い戻し=米国株概況

    NY株式15日(NY時間16:23)(日本時間06:23)
    ダウ平均   49442.44(+292.81 +0.60%)
    S&P500    6944.47(+17.87 +0.26%)
    ナスダック   23530.02(+58.27 +0.25%)
    CME日経平均先物 54120(大証終比:-80 -0.15%)

     きょうのNY株式市場でダウ平均は反発。本日は半導体関連株が買われ、ナスダックも上昇。台湾のTSMC<TSM>が四半期決算を発表し、予想を上回る強気の見通しを示したことから、半導体関連株が上げを主導している。TSMCは、2026年の設備投資額が最大560億ドルに達する見通しを示した。

     トランプ大統領が前日に一部の半導体に25%の関税を課す大統領令に署名したが、この関税は米国のテクノロジー供給網の構築に寄与する目的で輸入される半導体には適用されない。

     今週の大手銀の決算は冴えない反応を示しているが、本日は取引開始前にゴールドマン<GS>とモルガン・スタンレー<MS>が決算を発表していた。ともに好決算で本日は素直に買われている。

     今週の大手銀の決算は市場の雰囲気を圧迫していたものの、全体の強気な見方に大きな変化は与えていない。「企業業績が依然堅調で、2026年は株価バリュエーションの拡大ではなく、業績主導の年になる」といった見方も出ている。さらに「少なくとも現行水準はハードルが比較的高く、期待に対して短期的な失望が出る可能性はあるが、マクロ環境が依然として安定しているため、こうした局面はすべて買いの好機だ」とも述べている。

     一方、地政学リスクは依然として投資家心理を圧迫。イランの緊張が高まっているが、トランプ大統領はきのう、イラン政府が抗議参加者の殺害を停止するとの報告を受けたと述べ、イランを攻撃しない可能性を示唆した。原油相場の急騰は落ち着いているが、不透明感はなお根強い。

     また、トランプ政権高官がデンマークおよびグリーンランドの外相と会談。トランプ大統領は引き続き米国によるグリーンランド支配を主張しているが、デンマーク当局者によれば、同国とトランプ大統領との間には、グリーンランドの主権を巡る根本的な意見の相違があり、今回の会談でも解決には至らなかったという。ただ、両国の作業部会は設置している。

     なお、取引開始前に発表の米経済指標で、米新規失業保険申請件数が予想を下回り、底堅い労働市場を示唆していた。ただ、それ自体への米株式市場の反応は限定的となっている。

     ゴールドマン<GS>が上昇。取引開始前に決算を発表し、株式トレーディング部門が、ウォール街史上最高となる43.1億ドルの収入を計上。これは、同社が2025年第2四半期に記録した業界記録を上回るものとなる。

     ライブTVストリーミングサービスのフーボーTV<FUBO>が上昇。2026年満期の年利3.25%の転換社債について、元本総額1億4020万ドル分を買い戻したと発表した。

     モルガン・スタンレー<MS>が上昇。取引開始前に決算を発表し、主力のウェルスマネジメントが好調だったほか、債券引受部門の収入が93%増と、ウォール街で群を抜く伸びを記録した。

    デル<DELL>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を148ドルに設定した。前日終値よりも25%高い水準。

     オランダの半導体製造装置、ASML<ASML>がNY市場で上昇。過去最高値を更新しており、時価総額は5000億ドルを超えた。主要顧客である台湾TSMCが2026年について、予想を上回る強気の見通しを示したことが好感されている。

     金融サービスのBRC(旧B.ライリー)<RILY>が大幅高。前日にナスダック上場維持に必要な期限を満たすため、2025年第3四半期の決算を発表。純利益が8900万ドルとなり、前年同期の2億8600万ドルの赤字から大幅に改善した。

     スポーツカジノのドラフトキングス<DKNG>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を従来の31ドルから49ドルに引き上げた。前日終値よりも42%高い水準。

     アボカドなど生鮮食品を提供するキャラボ・グロワーズ<CVGW>が大幅高。同業のミッション・プロデュース<AVO>が同社買収で合意したと発表。

     医療機器のペナンブラ<PEN>が大幅高。取引開始前に同業のボストン・サイエンティフィック<BSX>が同社を買収することで合意したと発表した。

     資産運用のブラックロック<BLK>が上昇。取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、運用資産残高が14兆ドルを超え、過去最高を更新したほか、1株利益も予想を上回った。純資金流入も予想を上回っている。

     電力インフラのタレン・エナジー<TLN>が上昇。データセンター向けの提供能力を強化する手段として、約35億ドルを投じて天然ガス発電容量2.6ギガワットをポートフォリオに追加する取引を締結した。

     暗号資産のコインベース・グローバル<COIN>が下落。米上院銀行委員会がステーブルコインの扱いを巡る議論が続く中で、デジタル資産法案の審議を延期したことが嫌気された。

    ゴールドマン<GS> 975.86(+43.19 +4.63%)
    モルガン・スタンレー<MS> 191.23(+10.45 +5.78%)
    フボTV<FUBO> 2.66(+0.08 +3.10%)
    デル<DELL> 119.66(+0.97 +0.82%)
    ASML<ASML> 1331.60(+67.88 +5.37%)
    BRC<RILY> 9.50(+1.96 +25.99%)
    ドラフトキングス<DKNG> 35.46(+1.14 +3.32%)
    キャラボ・グロワーズ<CVGW> 25.62(+3.04 +13.46%)
    ミッション・プロデュース<AVO> 12.29(-0.41 -3.23%)
    ペナンブラ<PEN> 350.49(+37.06 +11.82%)
    ブラックロック<BLK> 1156.65(+64.80 +5.93%)
    タレン・エナジー<TLN> 419.07(+44.24 +11.80%)
    コインベース<COIN> 239.28(-16.58 -6.48%)

    アップル<AAPL> 258.21(-1.75 -0.67%)
    マイクロソフト<MSFT> 456.66(-2.72 -0.59%)
    アマゾン<AMZN> 238.18(+1.53 +0.65%)
    アルファベットC<GOOG> 333.16(-3.15 -0.94%)
    アルファベットA<GOOGL> 332.78(-3.06 -0.91%)
    テスラ<TSLA> 438.57(-0.63 -0.14%)
    エヌビディア<NVDA> 187.05(+3.91 +2.13%)
    メタ<META> 620.80(+5.28 +0.86%)
    AMD<AMD> 227.92(+4.32 +1.93%)
    イーライリリー<LLY> 1032.97(-40.32 -3.76%)

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美