（NY時間09:40）（日本時間23:40）
Ｔ１エナジー<TE>　6.53（+0.11　+1.71%）

　太陽光発電設備のＴ１エナジー<TE>が上昇。インフレ削減法（ＩＲＡ）で創設された先進製造業税額控除であるセクション４５Ｘの税額控除の初回譲渡を米国の金融機関に対して完了したことが材料視。

　今回の取引には総額１．６億ドルの生産税額控除が含まれており、カリオＣＦＯは「これらの税額控除を現金化できることを実証できたのは、先進的な米国内製造への投資を継続する上でわれわれにとって重要な１歩だ」と述べた。

　また、同ＣＦＯは、「われわれがテキサス州のＧ１ダラス拠点に加え、現在建設中の米国の太陽電池工場であるＧ２オースティンでも国内生産能力を拡大している」と説明。

【企業概要】
　米国において、太陽光発電とバッテリーの統合されたサプライチェーンを構築するエネルギーソリューションを提供する。スケーラブルで信頼性が高く、低コストのエネルギー資源の活用を推進する補完的な太陽光発電とバッテリーストレージ戦略に取り組む。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース