（NY時間11:39）（日本時間01:39）
ワージントン<WOR>　54.11（-2.18　-3.87%）

　アルミ製プロパンガスシリンダーを手掛けるワージントン・エンタープライゼズ<WOR>が下落。前日引け後に９－１１月期決算（第２四半期）を発表し、売上高が予想を上回った一方、１株利益、営業利益が予想を下回った。

　同社はまた、商業用屋根クリップメーカーのＬＳＩ社を２．０５億ドルで買収することで合意したと発表。買収資金は手元資金とリボルビング・クレジット・ファシリティからの借り入れで賄う予定。ＬＳＩはインディアナ州ローガンズポートに２つの製造拠点を持ち、取引は１月に完了する見通し。

　同社はまた、第２四半期末時点の現金残高が１．８０億ドルと、主にエレガン社買収の影響で、昨年度の３－５月（第４四半期）期末から６９８０万ドル減少したとしている。

（９－１１月期・第２四半期）
・１株利益（調整後）：0.65ドル（予想：0.70ドル）
・売上高：3.27億ドル（予想：3.11億ドル）
・営業利益：1230万ドル（予想：1430万ドル）

【企業概要】
　建築用製品と消費者製品を設計・製造・販売する。天井吊り下げシステムや軽量金属製フレーム製品と付属品など幅広い高度に専門化された建築用製品、ツール、アウトドアリビング、パーティーカテゴリーなどの消費者製品を取り扱うほか、車載燃料システムとガス封じ込めソリューションに重点を置いた合弁事業も手掛ける。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース