2025年12月17日 23時57分
レナー、決算受け下落 市場環境の厳しさを物語る=米国株個別
(NY時間09:57)(日本時間23:57)
レナー<LEN> 112.60(-4.98 -4.23%)
米住宅建設のレナー<LEN>が下落。前日引け後に8-10月期決算(第4四半期)を発表し、売上高は減収となったものの予想を上回る一方、1株利益は予想を下回った。新規受注件数も予想を下回っている。第1四半期のガイダンスも公表し、予想を下回る新規受注件数の見通しを示した。市場環境の厳しさを物語っている。
ミラーCEOは「第4四半期に金利はやや低下したものの、市場環境は依然として厳しかった」とコメント。また、「金利低下局面でも手頃さと消費者信頼感は課題だが、正常化に向け新たな環境への適応を進めている」とも述べていた。
アナリストは「第4四半期は売上高が予想を上回った一方、住宅粗利益率が弱く、1株利益と税引前利益は予想を下回った。受注、引き渡し、粗利益率に関するガイダンスはいずれも予想未達となった」と述べている。
また、「第1四半期の数量と利益率の弱いガイダンスは、2026年の販売シーズンを前に住宅需要に圧力がかかっていることを示唆している」とも語った。
(8-10月・第4四半期)
・1株利益(調整後):2.03ドル(予想:2.24ドル)
・売上高:93.7億ドル 5.8%減(予想:91.0億ドル)
・新規受注:2万0018件(予想:2万0288件)
・引き渡し件数:4%増
・住宅粗利益率:17%
・受注残:1万3936件(予想:1万4944件)
(11-1月・第1四半期見通し)
・新規受注:1万8000~1万9000件(予想:2万0297件)
・引き渡し件数:1万7000~1万8000件(予想:1万9990件)
・住宅粗利益率:15~16%
【企業概要】
米国で一戸建てやタウンハウス等の建設・販売・賃貸、宅地の購入・開発・販売を行う。テクノロジーと革新的な戦略を駆使し、建築プロセスの効率化と建設コストの低減に取り組む。又、顧客向け住宅ローン関連の金融サービスを提供するほか、多世帯住宅を建設する長期ファンドを運営し、その持分を保有する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
レナー<LEN> 112.60(-4.98 -4.23%)
米住宅建設のレナー<LEN>が下落。前日引け後に8-10月期決算(第4四半期)を発表し、売上高は減収となったものの予想を上回る一方、1株利益は予想を下回った。新規受注件数も予想を下回っている。第1四半期のガイダンスも公表し、予想を下回る新規受注件数の見通しを示した。市場環境の厳しさを物語っている。
ミラーCEOは「第4四半期に金利はやや低下したものの、市場環境は依然として厳しかった」とコメント。また、「金利低下局面でも手頃さと消費者信頼感は課題だが、正常化に向け新たな環境への適応を進めている」とも述べていた。
アナリストは「第4四半期は売上高が予想を上回った一方、住宅粗利益率が弱く、1株利益と税引前利益は予想を下回った。受注、引き渡し、粗利益率に関するガイダンスはいずれも予想未達となった」と述べている。
また、「第1四半期の数量と利益率の弱いガイダンスは、2026年の販売シーズンを前に住宅需要に圧力がかかっていることを示唆している」とも語った。
(8-10月・第4四半期)
・1株利益(調整後):2.03ドル(予想:2.24ドル)
・売上高:93.7億ドル 5.8%減(予想:91.0億ドル)
・新規受注:2万0018件(予想:2万0288件)
・引き渡し件数:4%増
・住宅粗利益率:17%
・受注残:1万3936件(予想:1万4944件)
(11-1月・第1四半期見通し)
・新規受注:1万8000~1万9000件(予想:2万0297件)
・引き渡し件数:1万7000~1万8000件(予想:1万9990件)
・住宅粗利益率:15~16%
【企業概要】
米国で一戸建てやタウンハウス等の建設・販売・賃貸、宅地の購入・開発・販売を行う。テクノロジーと革新的な戦略を駆使し、建築プロセスの効率化と建設コストの低減に取り組む。又、顧客向け住宅ローン関連の金融サービスを提供するほか、多世帯住宅を建設する長期ファンドを運営し、その持分を保有する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース