2025年10月22日 22時42分
TI、決算受け下落 需要は回復基調も持続性に疑問=米国株個別
(NY時間09:39)(日本時間22:39)
テキサス・インスツルメンツ<TXN> 166.94(-13.90 -7.69%)
電子部品のテキサス・インスツルメンツ(TI)<TXN>が下落。前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益が予想を下回ったほか、第4四半期の見通しも予想を下回る冴えない内容となった。
今回の決算を受けて市場では、半導体業界の回復が失速しているとの懸念が強まっている。今回の見通しは貿易摩擦激化や景気の不透明感の中で、顧客企業が発注ペースを鈍らせている可能性を示唆。2年に渡り低迷した需要は回復基調にはあるが、その持続性に疑問を生じる内容となっている模様。
アナリストは「第4四半期は通常、第3四半期から減少する傾向にあるが、前期比で7%の減少見通しは自動車および中国市場の継続的な弱さに加え、産業分野の季節要因を反映している。今回の見通しは力強い回復への期待を弱めるものだ」と評した。
一方、別のアナリストからは「見通しは市場コンセンサスを下回ったが、季節的な傾向の範囲内」との評価も聞かれた。
(7-9月・第3四半期)
・1株利益:1.48ドル(予想:1.49ドル)
・売上高:47.4億ドル 14%増(予想:46.5億ドル)
アナログ:37.3億ドル(予想:36.1億ドル)
組み込みプロセッシング:7.09億ドル(予想:7.19億ドル)
その他:3.04億ドル(予想:3.22億ドル)
・営業利益:16.6億ドル(予想:16.7億ドル)
・FCF:10.7億ドル(予想:6.55億ドル)
・研究開発費:5.18億ドル(予想:5.29億ドル)
・設備投資:12.0億ドル(予想:12.8億ドル)
・現金及び現金同等物:33.1億ドル(予想:26.6億ドル)
(10-12月・第4四半期見通し)
・1株利益:1.13~1.39ドル(予想:1.39ドル)
・売上高:42.2~45.8億ドル(予想:45.0億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
テキサス・インスツルメンツ<TXN> 166.94(-13.90 -7.69%)
電子部品のテキサス・インスツルメンツ(TI)<TXN>が下落。前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益が予想を下回ったほか、第4四半期の見通しも予想を下回る冴えない内容となった。
今回の決算を受けて市場では、半導体業界の回復が失速しているとの懸念が強まっている。今回の見通しは貿易摩擦激化や景気の不透明感の中で、顧客企業が発注ペースを鈍らせている可能性を示唆。2年に渡り低迷した需要は回復基調にはあるが、その持続性に疑問を生じる内容となっている模様。
アナリストは「第4四半期は通常、第3四半期から減少する傾向にあるが、前期比で7%の減少見通しは自動車および中国市場の継続的な弱さに加え、産業分野の季節要因を反映している。今回の見通しは力強い回復への期待を弱めるものだ」と評した。
一方、別のアナリストからは「見通しは市場コンセンサスを下回ったが、季節的な傾向の範囲内」との評価も聞かれた。
(7-9月・第3四半期)
・1株利益:1.48ドル(予想:1.49ドル)
・売上高:47.4億ドル 14%増(予想:46.5億ドル)
アナログ:37.3億ドル(予想:36.1億ドル)
組み込みプロセッシング:7.09億ドル(予想:7.19億ドル)
その他:3.04億ドル(予想:3.22億ドル)
・営業利益:16.6億ドル(予想:16.7億ドル)
・FCF:10.7億ドル(予想:6.55億ドル)
・研究開発費:5.18億ドル(予想:5.29億ドル)
・設備投資:12.0億ドル(予想:12.8億ドル)
・現金及び現金同等物:33.1億ドル(予想:26.6億ドル)
(10-12月・第4四半期見通し)
・1株利益:1.13~1.39ドル(予想:1.39ドル)
・売上高:42.2~45.8億ドル(予想:45.0億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース