2026年2月13日 1時47分
マクドナルド、決算受け上昇 既存店売上高が予想上回る=米国株個別
(NY時間11:44)(日本時間01:44)
マクドナルド<MCD> 329.49(+6.28 +1.94%)
マクドナルド<MCD>が前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、既存店売上高が予想を上回ったほか、1株利益も予想を上回った。米国、海外とも好調だった。米既存店売上高は6.8%増と、2年超ぶりの高い伸びを記録した。前年は大腸菌流行の影響で来店客数が落ち込んでいたが、今回は予想を上回り、23年以来の伸びとなった。
同社はパンデミック後の物価上昇を受けて、手頃な外食先としての地位回復を最優先課題としてきた。第4四半期の結果は、5ドルからのバリューミールなど、価格を抑えたメニュー拡充が奏功し、競合を上回る業績につながっていることを示している。
ケンプチンスキーCEOは声明で、「価格重視の戦略が来店客数の改善に寄与した」と説明。さらに、効果的な販促活動により、米国では客単価も上昇した。四半期中には人気のモノポリーキャンペーンを復活させ、グリンチをテーマにしたキッズミールも展開した。
一方、こうした施策のコストを懸念する声もある。最新の戦略計画の下で、働き方の近代化を進めるための再編費用として、8000万ドル(1株0.09ドル)の特別損失を計上。営業利益率は予想を下回り、前四半期から低下した。それでも、消費者が高コスト環境に対応して支出を見直す中で、同社は市場シェアを拡大していることを示す内容となっている。
ただ、株価の反応は限定的。アナリストは、第1四半期の既存店売上高は、第4四半期の力強い伸びから減速する可能性があると指摘している。米欧での悪天候、中国や中南米でのマクロ経済圧力が重しとなるという。経営陣は、既存店売上の勢いは1月まで続いていると説明した一方、悪天候が第1四半期の売上を約1%ポイント押し下げる見込みだとした。
(10-12月・第4四半期)
・既存店売上高:5.7%増(予想:3.8%増)
米国:6.8%増(予想:5.0%増)
海外直営:5.2%増(予想:3.3%増)
海外ライセンス:4.5%増(予想:2.4%増)
・1株利益(調整後):3.12ドル(予想:3.04ドル)
・売上高:70.1億ドル 9.7%増(予想:68.3億ドル)
・営業利益:31.6億ドル
(通期見通し)
・グローバルシステム全体売上高:1390億ドル超
・ロイヤルティ向け売上高:370億ドル近く
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
マクドナルド<MCD> 329.49(+6.28 +1.94%)
マクドナルド<MCD>が前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、既存店売上高が予想を上回ったほか、1株利益も予想を上回った。米国、海外とも好調だった。米既存店売上高は6.8%増と、2年超ぶりの高い伸びを記録した。前年は大腸菌流行の影響で来店客数が落ち込んでいたが、今回は予想を上回り、23年以来の伸びとなった。
同社はパンデミック後の物価上昇を受けて、手頃な外食先としての地位回復を最優先課題としてきた。第4四半期の結果は、5ドルからのバリューミールなど、価格を抑えたメニュー拡充が奏功し、競合を上回る業績につながっていることを示している。
ケンプチンスキーCEOは声明で、「価格重視の戦略が来店客数の改善に寄与した」と説明。さらに、効果的な販促活動により、米国では客単価も上昇した。四半期中には人気のモノポリーキャンペーンを復活させ、グリンチをテーマにしたキッズミールも展開した。
一方、こうした施策のコストを懸念する声もある。最新の戦略計画の下で、働き方の近代化を進めるための再編費用として、8000万ドル(1株0.09ドル)の特別損失を計上。営業利益率は予想を下回り、前四半期から低下した。それでも、消費者が高コスト環境に対応して支出を見直す中で、同社は市場シェアを拡大していることを示す内容となっている。
ただ、株価の反応は限定的。アナリストは、第1四半期の既存店売上高は、第4四半期の力強い伸びから減速する可能性があると指摘している。米欧での悪天候、中国や中南米でのマクロ経済圧力が重しとなるという。経営陣は、既存店売上の勢いは1月まで続いていると説明した一方、悪天候が第1四半期の売上を約1%ポイント押し下げる見込みだとした。
(10-12月・第4四半期)
・既存店売上高:5.7%増(予想:3.8%増)
米国:6.8%増(予想:5.0%増)
海外直営:5.2%増(予想:3.3%増)
海外ライセンス:4.5%増(予想:2.4%増)
・1株利益(調整後):3.12ドル(予想:3.04ドル)
・売上高:70.1億ドル 9.7%増(予想:68.3億ドル)
・営業利益:31.6億ドル
(通期見通し)
・グローバルシステム全体売上高:1390億ドル超
・ロイヤルティ向け売上高:370億ドル近く
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース