2025年3月7日 1時29分
クローガーが決算受け上昇 予想上回る通期の既存店売上高の見通しを示す=米国株個別
(NY時間11:29)(日本時間01:29)
クローガー<KR> 64.50(+1.97 +3.15%)
スーパーマーケットのクローガー<KR>が上昇。取引開始前に11-1月期決算(第4四半期)を発表し、既存店売上高が予想を上回ったほか、1株利益も予想を上回った。26年度通期のガイダンスも公表し、予想を上回る既存店売上高の見通しを示した。
同社は声明で「バランスシートが強化されたことで、新店舗の成長を通じて事業への投資を継続し、配当を増やし、自社株買いを通じて長期的な成長期待に沿った株主還元を推進する計画だ」と述べた。また、同社は今年のインフレ見通しを1.5-2.0%を見込んでいるとも述べた。
なお、同社は現在、新CEOを探しており、そのため投資家説明会を延期すると発表。同社は長年CEOを務めたマクマレン氏の個人的な行動に関する取締役会の調査を受けて辞任したと月曜日に発表。新たな道を模索している。突然の退任について疑問が残る中、予想を上回る売上高ガイダンスを発表し懸念の払拭を図った。しかし、薬局の減益やその他の投資が利益を圧迫している。
マクマレン氏の退任により、同社はサージェント暫定CEOと、来週入社のケネリー次期CFOを含む、比較的新しい上級幹部で構成されることになる。
同社は関税の影響で価格が上昇する可能性があると警告。食料品の価格上昇も、卵の価格上昇に牽引されて上昇している。
(11-1月・第4四半期)
・既存店売上高:2.4%増(予想:1.9%増)
・1株利益(調整後):1.14ドル(予想:1.11ドル)
・売上高:343.1億ドル(予想:345.1億ドル)
・粗利益率:22.7%(予想:23.0%)
・営業利益:11.7億ドル(予想:11.4億ドル)
(26年度通期見通し)
・既存店売上高:2~3%増(予想:2.1%増)
・1株利益(調整後):4.60~4.80ドル(予想:4.82ドル)
・FCF(調整後):28~30億ドル
・営業利益(調整後):47~49億ドル(予想:47.8億ドル)
【企業概要】
スーパーマーケットで販売する食品の製造、加工。米国全土にスーパーマーケット、マルチデパート、コンビニを運営している会社。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
クローガー<KR> 64.50(+1.97 +3.15%)
スーパーマーケットのクローガー<KR>が上昇。取引開始前に11-1月期決算(第4四半期)を発表し、既存店売上高が予想を上回ったほか、1株利益も予想を上回った。26年度通期のガイダンスも公表し、予想を上回る既存店売上高の見通しを示した。
同社は声明で「バランスシートが強化されたことで、新店舗の成長を通じて事業への投資を継続し、配当を増やし、自社株買いを通じて長期的な成長期待に沿った株主還元を推進する計画だ」と述べた。また、同社は今年のインフレ見通しを1.5-2.0%を見込んでいるとも述べた。
なお、同社は現在、新CEOを探しており、そのため投資家説明会を延期すると発表。同社は長年CEOを務めたマクマレン氏の個人的な行動に関する取締役会の調査を受けて辞任したと月曜日に発表。新たな道を模索している。突然の退任について疑問が残る中、予想を上回る売上高ガイダンスを発表し懸念の払拭を図った。しかし、薬局の減益やその他の投資が利益を圧迫している。
マクマレン氏の退任により、同社はサージェント暫定CEOと、来週入社のケネリー次期CFOを含む、比較的新しい上級幹部で構成されることになる。
同社は関税の影響で価格が上昇する可能性があると警告。食料品の価格上昇も、卵の価格上昇に牽引されて上昇している。
(11-1月・第4四半期)
・既存店売上高:2.4%増(予想:1.9%増)
・1株利益(調整後):1.14ドル(予想:1.11ドル)
・売上高:343.1億ドル(予想:345.1億ドル)
・粗利益率:22.7%(予想:23.0%)
・営業利益:11.7億ドル(予想:11.4億ドル)
(26年度通期見通し)
・既存店売上高:2~3%増(予想:2.1%増)
・1株利益(調整後):4.60~4.80ドル(予想:4.82ドル)
・FCF(調整後):28~30億ドル
・営業利益(調整後):47~49億ドル(予想:47.8億ドル)
【企業概要】
スーパーマーケットで販売する食品の製造、加工。米国全土にスーパーマーケット、マルチデパート、コンビニを運営している会社。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース