この日は１０月のＩＳＭ製造業景気指数が発表され、４６．５と前回も予想も下回った。２０２３年７月以来の低水準となり、７カ月連続で判断基準の５０を下回っている。

　生産指数は４６．２と２１年４月以来の大幅低下となったことが総合指数を押し下げた。ミルトン、へリーンの２つのハリケーンの影響で南東部で生産が限定的になった可能性が示唆されている。

　一方、新規受注と雇用指数はともに５０を下回っているが、前回からは若干上昇。在庫指数は１２年６月以来の低水準となり、生産者が在庫を低水準で維持していることが示されている。

＊ISM製造業景気指数（10月）23:00
結果　46.5
予想　47.6　前回　47.2
新規受注　47.1（46.1）
生産　　　46.2（49.8）
雇用　　　44.4（43.9）
入荷遅延　52.0（52.2）
在庫　　　42.6（43.9）
仕入価格　54.8（48.3）
輸出　　　45.5（45.3）
（）は前回

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース