2024年11月1日 22時43分
アップルが決算受け下落 中国での売上が苦戦 サービス部門も予想下回る=米国株個別
(NY時間09:42)(日本時間22:42)
アップル<AAPL> 223.13(-2.78 -1.23%)
アップル<AAPL>が下落。前日引け後に7-9月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。アイフォーンの販売が好調だった。ただ、株価は冴えない反応。中国での売上高が予想を下回ったことが嫌気されている。サービス部門の売上高が予想を下回ったことも重石。
また、同社はその後の決算説明会で、ホリデーシーズンの第1四半期の売上高見通しについて1桁台前半から半ばの伸びを見込みんでいたが、それについても物足りなかったようだ。
アイフォーンの世界的な需要に助けられ、全体的な売上高は予想を上回ったが、今回の結果は重要な市場での回復にまだ苦戦していることを示している。同社の主要製造拠点となっている中国でローカルブランドとの激しい競争に直面。同社にとって中国は米国と欧州に次ぐ第3の収益源となっている。
9月にアイフォーン16を発表し、アップグレードに拍車をかけた。また、アップルウォッチもアップデートされ、新しいAirPodsも発売された。これらの消費者向けデバイスは、同社の売上高の大部分を占めている。
投資家たちは、AIの「アップル・インテリジェンス」がデバイスの売上を促進することに賭けてきた。しかし、このソフトウェアはアイフォーンが発売された数週間後に発表され、その最大機能の多くはまだ数カ月先となっている。一方、サービス部門の売上高は過去最高を記録したものの。予想には僅かに届かなかった。
(7-9月・第4四半期)
・1株利益:1.64ドル(予想:1.60ドル)
・売上高:949.3億ドル 6.1%増(予想:943.6億ドル)
製品:699.6億ドル(予想:691.5億ドル)
アイフォーン:462.2億ドル(予想:450.4億ドル)
Mac:77.4億ドル(予想:77.4億ドル)
iPad:69.5億ドル(予想:70.7億ドル)
ウェアラブル・ホーム・アクセサリー:90.4億ドル(予想:91.7億ドル)
サービス:249.7億ドル(予想:252.7億ドル)
・大中華圏:150.3億ドル(予想:158.0億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
アップル<AAPL> 223.13(-2.78 -1.23%)
アップル<AAPL>が下落。前日引け後に7-9月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。アイフォーンの販売が好調だった。ただ、株価は冴えない反応。中国での売上高が予想を下回ったことが嫌気されている。サービス部門の売上高が予想を下回ったことも重石。
また、同社はその後の決算説明会で、ホリデーシーズンの第1四半期の売上高見通しについて1桁台前半から半ばの伸びを見込みんでいたが、それについても物足りなかったようだ。
アイフォーンの世界的な需要に助けられ、全体的な売上高は予想を上回ったが、今回の結果は重要な市場での回復にまだ苦戦していることを示している。同社の主要製造拠点となっている中国でローカルブランドとの激しい競争に直面。同社にとって中国は米国と欧州に次ぐ第3の収益源となっている。
9月にアイフォーン16を発表し、アップグレードに拍車をかけた。また、アップルウォッチもアップデートされ、新しいAirPodsも発売された。これらの消費者向けデバイスは、同社の売上高の大部分を占めている。
投資家たちは、AIの「アップル・インテリジェンス」がデバイスの売上を促進することに賭けてきた。しかし、このソフトウェアはアイフォーンが発売された数週間後に発表され、その最大機能の多くはまだ数カ月先となっている。一方、サービス部門の売上高は過去最高を記録したものの。予想には僅かに届かなかった。
(7-9月・第4四半期)
・1株利益:1.64ドル(予想:1.60ドル)
・売上高:949.3億ドル 6.1%増(予想:943.6億ドル)
製品:699.6億ドル(予想:691.5億ドル)
アイフォーン:462.2億ドル(予想:450.4億ドル)
Mac:77.4億ドル(予想:77.4億ドル)
iPad:69.5億ドル(予想:70.7億ドル)
ウェアラブル・ホーム・アクセサリー:90.4億ドル(予想:91.7億ドル)
サービス:249.7億ドル(予想:252.7億ドル)
・大中華圏:150.3億ドル(予想:158.0億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース