（NY時間10:30）（日本時間23:30）
ルーメン<LUMN>　4.09（+1.50　+57.92%）

　通信設備のルーメン・テクノロジーズ<LUMN>が急伸。前日引け後にコメントを発表し、ＡＩ需要により５０億ドルの新規事業が創出され、さらに追加で７０億ドル規模の事業についても交渉中だと述べた。

　この発表を受けてアナリストが目標株価を従来の１．２５ドルから３．１５ドルに引き上げている。「５０億ドルの新規事業と７０億ドルの潜在的な売上の可能性により、同社は純債務を削減し、今後の財務パフォーマンスを改善するための柔軟性を提供する可能性が高い」と述べている。

　一方「既存設備の継続的売却により、限界利益が減少してしまうことは認識している。そのうえで、今回の開示とパイプラインを考慮し、今後は同社がまだ売却可能な残りのファイバー量に関する最新情報を期待する」とも述べた。

　なお、同社は本日引け後に決算を発表予定。

【企業概要】
　世界各国の企業・公的機関・通信会社向けに、通信設備ベースのテクノロジーおよび関連製品とサービスを提供する。地上光ファイバー長距離ネットワークは、自社が運営する大都市ファイバーネットワークに接続し、長距離データ転送、エッジクラウド、セキュリティ、マネージドサービス機能など顧客のニーズに応える。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

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