2024年1月11日 23時50分
サウスウエスタンが下落 チェサピークが同社を買収で合意=米国株個別
(NY時間09:36)(日本時間23:36)
サウスウエスタン<SWN> 6.70(-0.19 -2.76%)
チェサピーク<CHK> 79.17(+1.99 +2.58%)
天然ガスのサウスウエスタン・エナジー<SWN>が下落。同業のチェサピーク・エナジー<CHK>が同社を約74億ドルで買収することで合意した。米最大級の天然ガス会社が誕生する。全て株式交換での取引で、1株6.69ドル相当となる。サウスウエスタンの前日終値よりも低い水準。規制当局の承認を経て、第2四半期中に完了したい意向。
今回の買収によりチェサピークは、国内最大のライバルであるEQT<EQT>に対抗できるようになり、アパラチア地域のマーセラス盆地と、ルイジアナ州とテキサス州東部にまたがるヘインズビル盆地という2つの重要な掘削地域における権益を拡大する。また、ヘインズビル盆地の拡大により、メキシコ湾を経由する液化天然ガスの米輸出の増加を、より活用できるようになる。
チェサピークデロッソCEOは声明で、「世界はエネルギー不足に陥っており、われわれの製品に対する需要は米国内外で高まっている」と述べた。
【企業概要】
*サウスウエスタン
米国ペンシルベニア州・ウェストバージニア州におけるアパラチア盆地及びヘインズビル天然ガス盆地において、石油・天然ガス・NGLの開発・探査・生産を行うほか、同地域に掘削施設を有し、油田関連製品・サービスを提供する。非在来型天然ガス・液体貯留層に焦点を当てる。
*チェサピーク
油井・天然ガス井の利権を含む資産を所有し、石油・天然ガス・NGLを探査・生産する。液体資源が豊富なテキサス州イーグルフォードシェールやワイオミング州の他、天然ガス資源プレイのあるペンシルベニア州アパラチア盆地北部・ルイジアナ州北西部などで事業を行う。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
サウスウエスタン<SWN> 6.70(-0.19 -2.76%)
チェサピーク<CHK> 79.17(+1.99 +2.58%)
天然ガスのサウスウエスタン・エナジー<SWN>が下落。同業のチェサピーク・エナジー<CHK>が同社を約74億ドルで買収することで合意した。米最大級の天然ガス会社が誕生する。全て株式交換での取引で、1株6.69ドル相当となる。サウスウエスタンの前日終値よりも低い水準。規制当局の承認を経て、第2四半期中に完了したい意向。
今回の買収によりチェサピークは、国内最大のライバルであるEQT<EQT>に対抗できるようになり、アパラチア地域のマーセラス盆地と、ルイジアナ州とテキサス州東部にまたがるヘインズビル盆地という2つの重要な掘削地域における権益を拡大する。また、ヘインズビル盆地の拡大により、メキシコ湾を経由する液化天然ガスの米輸出の増加を、より活用できるようになる。
チェサピークデロッソCEOは声明で、「世界はエネルギー不足に陥っており、われわれの製品に対する需要は米国内外で高まっている」と述べた。
【企業概要】
*サウスウエスタン
米国ペンシルベニア州・ウェストバージニア州におけるアパラチア盆地及びヘインズビル天然ガス盆地において、石油・天然ガス・NGLの開発・探査・生産を行うほか、同地域に掘削施設を有し、油田関連製品・サービスを提供する。非在来型天然ガス・液体貯留層に焦点を当てる。
*チェサピーク
油井・天然ガス井の利権を含む資産を所有し、石油・天然ガス・NGLを探査・生産する。液体資源が豊富なテキサス州イーグルフォードシェールやワイオミング州の他、天然ガス資源プレイのあるペンシルベニア州アパラチア盆地北部・ルイジアナ州北西部などで事業を行う。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美