2025年4月24日 22時43分
TIが決算受け上昇 産業や自動車からの需要が回復=米国株個別
(NY時間09:42)(日本時間22:42)
テキサス・インスツルメンツ<TXN> 160.38(+8.23 +5.41%)
電子部品のテキサス・インスツルメンツ(TI)<TXN>が上昇。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。産業や自動車用部品の需要が回復した。第2四半期のガイダンスも公表し、予想を上回る見通しを示している。
今回の決算は半導体業界にとって前向きな兆候を示している。同社は半導体分野で最も幅広い製品ラインナップと顧客基盤を有しており、工場設備から家庭用電子機器まで、あらゆる分野の需要に対する指標となっているが、自動車や産業など主要な分野での需要減からの回復が示された。
イランCEOは声明で「すべての分野が前四半期比で成長した。ただし、個人用電子機器部門では季節的な減少が見られた」と述べた。
ただ、アナリストからは「今回の決算は自動車と産業分野における堅調な需要の兆候を示しているが、関税によるコスト上昇を懸念した需要の前倒しや在庫積み増しの可能性もある」との分析も出ている。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益:1.28ドル(予想:1.07ドル)
・売上高:40.7億ドル(予想:39.1億ドル)
アナログ:32.1億ドル(予想:31億ドル)
組み込みプロセッシング:6.47億ドル(予想:6.17億ドル)
その他:2.12億ドル(予想:2.09億ドル)
・営業利益:13.2億ドル(予想:11.8億ドル)
(4-6月・第2四半期見通し)
・1株利益:1.21~1.47ドル(予想:1.21ドル)
・売上高:41.7~45.3億ドル(予想:41.2億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
テキサス・インスツルメンツ<TXN> 160.38(+8.23 +5.41%)
電子部品のテキサス・インスツルメンツ(TI)<TXN>が上昇。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。産業や自動車用部品の需要が回復した。第2四半期のガイダンスも公表し、予想を上回る見通しを示している。
今回の決算は半導体業界にとって前向きな兆候を示している。同社は半導体分野で最も幅広い製品ラインナップと顧客基盤を有しており、工場設備から家庭用電子機器まで、あらゆる分野の需要に対する指標となっているが、自動車や産業など主要な分野での需要減からの回復が示された。
イランCEOは声明で「すべての分野が前四半期比で成長した。ただし、個人用電子機器部門では季節的な減少が見られた」と述べた。
ただ、アナリストからは「今回の決算は自動車と産業分野における堅調な需要の兆候を示しているが、関税によるコスト上昇を懸念した需要の前倒しや在庫積み増しの可能性もある」との分析も出ている。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益:1.28ドル(予想:1.07ドル)
・売上高:40.7億ドル(予想:39.1億ドル)
アナログ:32.1億ドル(予想:31億ドル)
組み込みプロセッシング:6.47億ドル(予想:6.17億ドル)
その他:2.12億ドル(予想:2.09億ドル)
・営業利益:13.2億ドル(予想:11.8億ドル)
(4-6月・第2四半期見通し)
・1株利益:1.21~1.47ドル(予想:1.21ドル)
・売上高:41.7~45.3億ドル(予想:41.2億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース