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    2024年4月22日 8時13分

    株価指数先物【寄り前】 自律反発狙いのロング対応も、ショート優位の需給状況

    大阪6月限ナイトセッション
    日経225先物 37100 ±0 (±0.00%)
    TOPIX先物 2648.5 +22.5 (+0.85%)
    シカゴ日経平均先物 37100 ±0
    (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

     19日の米国市場では、NYダウが続伸する一方、 S&P500ナスダックは6日続落した。2024年1-3月期決算で売上高と1株当たり利益が市場予想を上回ったアメリカン・エキスプレス<AXP>が6%を超える上昇。24年6月期業績予想を上方修正したプロクター・アンド・ギャンブル<PG>も買われるなど、決算評価の動きが見られた。

     しかし、米シカゴ連銀のグールズビー総裁がインフレ面での進展が失速したとの見解を示すなど、このところ米当局者による利下げに慎重な発言が相次いでいることが重荷となった。また、ネットフリックス<NFLX>が四半期ごとの新規会員数公表を停止したことが嫌気され9%超下落し、ハイテク株へ売りが波及した。S&P500業種別指数は銀行、保険、食品・飲料・タバコが上昇した半面、半導体・同製造装置、メディア、小売が下落。

     シカゴ日経平均先物(6月限)清算値は、大阪比変わらずの3万7100円だった。日経225先物(6月限)のナイトセッションは日中比170円高の3万7270円で始まり、その後も順調なリバウンドを継続し、3万7590円まで買われた。米国市場の取引開始後は軟化し、終盤にかけて上げ幅を縮めると、3万7020円と下落に転じる場面も見られた。終了間際に下げ渋りをみせており、3万7100円と日中比変わらずでナイトセッションの取引を終えた。

     シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、小動きで始まりそうだ。前週末の急落に対する自律反発を狙ったロングが入りやすいだろう。ただし、米国ではネットフリックスの下げは週末の時点で織り込まれていたが、エヌビディア<NVDA>が10%安だったほか、ASMLホールディング<ASML>や台湾積体電路製造(TSMC)<TSM>など半導体関連株の弱さが目立っており、指数インパクトの大きい値がさハイテク株に売りが先行する形で、日経平均型の重荷となりそうだ。

     また、日経225先物はナイトセッションで一時3万7590円まで買われたものの、75日移動平均線(3万7760円)が抵抗線として意識される可能性がありそうだ。ボリンジャーバンドでは前週末には-3σを下回る場面も見られ、売られ過ぎも意識されやすいが、バンドは下向きで推移している。-2σは3万7460円、-3σは3万6480円辺りまで下がってきた。-2σ辺りで上値を抑えられるようだと、-2σと-3σに沿った調整が続くことになろう。

     そのため、オプション権利行使価格の3万6875円から3万7625円辺りのレンジを想定する。直近の大幅下落に対する自律反発狙いのロング対応になろうが、今週から国内でも主要企業の決算発表が本格化するため、積極的にポジションを傾けてくる動きは限られそうだ。そのため、スキャルピング中心のトレードとなり、-2σ辺りで上値の重さが意識される局面では短期的なショートが入りやすいと考えられる。

     なお、日経225先物は、保ち合いが続いていた1月半ばから2月上旬の水準まで調整をみせてきている。3万7000円近辺での上値の重さから、3万6500円~3万7000円辺りでの推移が続くと、リスク回避の動きが一段と強まる可能性もあり、需給状況は一段と悪化する。

     19日のVIX指数は18.71(前日は18.00)に上昇した。一時21.36と昨年10月下旬以来の水準まで上昇しており、同月23日に付けた23.08が射程に入ってきた。長期的なトレンドとしては、2022年3月高値36.45をピークとした調整トレンドラインの上限を捉えており、同水準を明確に上放れてくると、ショート優位の需給に向かわせよう。

     NT倍率は先物中心限月で14.12倍(前日は14.25倍)だった。週末には支持線として機能していた25日線を下放れ、2月7日に付けた直近安値14.13倍を下回った。米ハイテク株の弱い値動きにより、NTショートが強まる可能性がある。日米決算が本格化するなかで積極的にポジションを傾けてくる動きは限られるなか、NTショートでのスプレッド狙いに向かわせやすいだろう。

    株探ニュース