2024年1月19日 16時35分
【↑】日経平均 大引け｜ 4日ぶり反発、半導体関連が買われバブル後高値 (1月19日)
日経平均株価
始値 35913.72
高値 36076.23(09:38)
安値 35790.07(13:57)
大引け 35963.27(前日比 +497.10 、 +1.40％ )
売買高 15億5180万株 (東証プライム概算)
売買代金 4兆5009億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
１．日経平均は497円高と4日ぶり反発、一時3万6000円台に
２．前日の米市場でフィラデルフィア半導体指数が3％超高と急伸
３．東京市場でも東エレクやアドテストなど半導体株が値を上げる
４．ソニーＧや村田製、ニデックといったハイテク株も堅調推移
５．トヨタは足もとの円安基調を好感し連日の最高値に買われる
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比201ドル高と4日ぶりに反発した。アップル<AAPL>などハイテク株を中心に買いが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は4日ぶりに急反発。半導体関連株が軒並み高となりバブル後高値を更新した。
前日の米株式市場は、ハイテク株を中心に上昇した。特に、台湾積体電路製造(ＴＳＭＣ)<TSM>の決算が好感され、米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が3％超の上昇となった。これを受け、東京市場も半導体関連株が軒並み高となり買い優勢の展開。日経平均の上昇幅は一時600円を超え3万6000円台に乗せる場面もあった。ただ、週末で持ち高調整の動きもあり、後場に入りやや上昇幅は縮小したが、下値には買いが入り終日堅調に推移。日経平均はバブル後高値を更新し、33年11ヵ月ぶりの水準に値を上げた。
個別銘柄では、東京エレクトロン<8035>とアドバンテスト<6857>が急伸し、ともに上場来高値を更新。この2銘柄で日経平均株価を280円近く押し上げた。レーザーテック<6920>やディスコ<6146>、ルネサスエレクトロニクス<6723>、ＳＣＲＥＥＮホールディングス<7735>が値を上げた。ソニーグループ<6758>やニデック<6594>、村田製作所<6981>といったハイテク株も買われた。トヨタ自動車<7203>は足もとの円安基調が好感され上場来高値に値を上げた。信越化学工業<4063>やソフトバンクグループ<9984>、ファーストリテイリング<9983>も高い。
半面、川崎汽船<9107>や日本郵船<9101>が安く、三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ<8306>や東京電力ホールディングス<9501>が軟調。キーエンス<6861>や三菱重工業<7011>、武田薬品工業<4502>が下落した。さくらインターネット<3778>やＴＯＹＯ ＴＩＲＥ<5105>が大幅安となった。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、アドテスト <6857>、ダイキン <6367>、リクルート <6098>、ＳＢＧ <9984>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約333円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は中外薬 <4519>、バンナムＨＤ <7832>、ファナック <6954>、ネクソン <3659>、サッポロＨＤ <2501>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約26円。
東証33業種のうち上昇は23業種。上昇率の上位5業種は(1)精密機器、(2)電気機器、(3)金属製品、(4)機械、(5)建設業。一方、下落率の上位5業種は(1)電気・ガス業、(2)ゴム製品、(3)食料品、(4)パルプ・紙、(5)小売業。
■個別材料株
△ヨシックス <3221> [東証Ｐ]
12月既存店売上高が22.8％増。
△アセンテック <3565> [東証Ｓ]
24年1月期の増配を好感。
△ソフトウェア <3733> [東証Ｓ]
23年12月度売上高2.0倍で前月から伸び拡大。
△ラクス <3923> [東証Ｐ]
12月度売上高は43％増と大幅増収継続。
△アンジェス <4563> [東証Ｇ]
乳児早老症の治療薬「ゾキンヴィ」の製造販売承認取得。
△モンラボ <5255> [東証Ｇ]
ＰｗＣコンサルティングと業務提携。
△大平金 <5541> [東証Ｐ]
投資有価証券売却益10億9900万円計上。
△ＡＨＣ <7083> [東証Ｇ]
今期営業利益5.9倍見通しを好感。
△東エレク <8035> [東証Ｐ]
ＴＳＭＣ決算後の欧米半導体株高が波及。
△泉州電 <9824> [東証Ｐ]
岩井コスモ証券が投資判断を格上げ。
▼ＴＯＹＯ <5105> [東証Ｐ]
「ホンダ『Ｎ－ＢＯＸ』の部品納入で不正の疑い」との報道。
▼アルデプロ <8925> [東証Ｓ]
中計取り下げを嫌気。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)泉州電 <9824>、(2)タツモ <6266>、(3)ベル２４ＨＤ <6183>、(4)芝浦 <6590>、(5)大有機 <4187>、(6)東応化 <4186>、(7)日本マイクロ <6871>、(8)フォスター <6794>、(9)アドテスト <6857>、(10)東京精 <7729>。
値下がり率上位10傑は(1)ＴＯＹＯ <5105>、(2)さくらネット <3778>、(3)サッポロＨＤ <2501>、(4)アイザワ証Ｇ <8708>、(5)力の源ＨＤ <3561>、(6)コシダカＨＤ <2157>、(7)すかいらーく <3197>、(8)コーセー <4922>、(9)ＳＲＳＨＤ <8163>、(10)霞ヶ関Ｃ <3498>。
【大引け】
日経平均は前日比497.10円(1.40％)高の3万5963.27円。ＴＯＰＩＸは前日比17.94(0.72％)高の2510.03。出来高は概算で15億5180万株。東証プライムの値上がり銘柄数は875、値下がり銘柄数は717となった。東証グロース250指数は692.20ポイント(6.30ポイント高)。
［2024年1月19日］
株探ニュース
始値 35913.72
高値 36076.23(09:38)
安値 35790.07(13:57)
大引け 35963.27(前日比 +497.10 、 +1.40％ )
売買高 15億5180万株 (東証プライム概算)
売買代金 4兆5009億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
１．日経平均は497円高と4日ぶり反発、一時3万6000円台に
２．前日の米市場でフィラデルフィア半導体指数が3％超高と急伸
３．東京市場でも東エレクやアドテストなど半導体株が値を上げる
４．ソニーＧや村田製、ニデックといったハイテク株も堅調推移
５．トヨタは足もとの円安基調を好感し連日の最高値に買われる
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比201ドル高と4日ぶりに反発した。アップル<AAPL>などハイテク株を中心に買いが優勢となった。
東京市場では、日経平均株価は4日ぶりに急反発。半導体関連株が軒並み高となりバブル後高値を更新した。
前日の米株式市場は、ハイテク株を中心に上昇した。特に、台湾積体電路製造(ＴＳＭＣ)<TSM>の決算が好感され、米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が3％超の上昇となった。これを受け、東京市場も半導体関連株が軒並み高となり買い優勢の展開。日経平均の上昇幅は一時600円を超え3万6000円台に乗せる場面もあった。ただ、週末で持ち高調整の動きもあり、後場に入りやや上昇幅は縮小したが、下値には買いが入り終日堅調に推移。日経平均はバブル後高値を更新し、33年11ヵ月ぶりの水準に値を上げた。
個別銘柄では、東京エレクトロン<8035>とアドバンテスト<6857>が急伸し、ともに上場来高値を更新。この2銘柄で日経平均株価を280円近く押し上げた。レーザーテック<6920>やディスコ<6146>、ルネサスエレクトロニクス<6723>、ＳＣＲＥＥＮホールディングス<7735>が値を上げた。ソニーグループ<6758>やニデック<6594>、村田製作所<6981>といったハイテク株も買われた。トヨタ自動車<7203>は足もとの円安基調が好感され上場来高値に値を上げた。信越化学工業<4063>やソフトバンクグループ<9984>、ファーストリテイリング<9983>も高い。
半面、川崎汽船<9107>や日本郵船<9101>が安く、三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ<8306>や東京電力ホールディングス<9501>が軟調。キーエンス<6861>や三菱重工業<7011>、武田薬品工業<4502>が下落した。さくらインターネット<3778>やＴＯＹＯ ＴＩＲＥ<5105>が大幅安となった。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、アドテスト <6857>、ダイキン <6367>、リクルート <6098>、ＳＢＧ <9984>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約333円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は中外薬 <4519>、バンナムＨＤ <7832>、ファナック <6954>、ネクソン <3659>、サッポロＨＤ <2501>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約26円。
東証33業種のうち上昇は23業種。上昇率の上位5業種は(1)精密機器、(2)電気機器、(3)金属製品、(4)機械、(5)建設業。一方、下落率の上位5業種は(1)電気・ガス業、(2)ゴム製品、(3)食料品、(4)パルプ・紙、(5)小売業。
■個別材料株
△ヨシックス <3221> [東証Ｐ]
12月既存店売上高が22.8％増。
△アセンテック <3565> [東証Ｓ]
24年1月期の増配を好感。
△ソフトウェア <3733> [東証Ｓ]
23年12月度売上高2.0倍で前月から伸び拡大。
△ラクス <3923> [東証Ｐ]
12月度売上高は43％増と大幅増収継続。
△アンジェス <4563> [東証Ｇ]
乳児早老症の治療薬「ゾキンヴィ」の製造販売承認取得。
△モンラボ <5255> [東証Ｇ]
ＰｗＣコンサルティングと業務提携。
△大平金 <5541> [東証Ｐ]
投資有価証券売却益10億9900万円計上。
△ＡＨＣ <7083> [東証Ｇ]
今期営業利益5.9倍見通しを好感。
△東エレク <8035> [東証Ｐ]
ＴＳＭＣ決算後の欧米半導体株高が波及。
△泉州電 <9824> [東証Ｐ]
岩井コスモ証券が投資判断を格上げ。
▼ＴＯＹＯ <5105> [東証Ｐ]
「ホンダ『Ｎ－ＢＯＸ』の部品納入で不正の疑い」との報道。
▼アルデプロ <8925> [東証Ｓ]
中計取り下げを嫌気。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)泉州電 <9824>、(2)タツモ <6266>、(3)ベル２４ＨＤ <6183>、(4)芝浦 <6590>、(5)大有機 <4187>、(6)東応化 <4186>、(7)日本マイクロ <6871>、(8)フォスター <6794>、(9)アドテスト <6857>、(10)東京精 <7729>。
値下がり率上位10傑は(1)ＴＯＹＯ <5105>、(2)さくらネット <3778>、(3)サッポロＨＤ <2501>、(4)アイザワ証Ｇ <8708>、(5)力の源ＨＤ <3561>、(6)コシダカＨＤ <2157>、(7)すかいらーく <3197>、(8)コーセー <4922>、(9)ＳＲＳＨＤ <8163>、(10)霞ヶ関Ｃ <3498>。
【大引け】
日経平均は前日比497.10円(1.40％)高の3万5963.27円。ＴＯＰＩＸは前日比17.94(0.72％)高の2510.03。出来高は概算で15億5180万株。東証プライムの値上がり銘柄数は875、値下がり銘柄数は717となった。東証グロース250指数は692.20ポイント(6.30ポイント高)。
［2024年1月19日］
株探ニュース