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    台湾積体電路製造(TSMC) ADR
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    2023年5月18日 15時13分

    話題株ピックアップ【夕刊】(1):ソニーG、野村マイクロ、ルネサス

    ■クスリアオキ <3549>  7,200円  +540 円 (+8.1%)  本日終値  東証プライム 上昇率6位
     クスリのアオキホールディングス<3549>が後場に入り急伸し、7000円台に乗せた。この日、香港の投資ファンドであるオアシス・マネジメントの保有比率が5%を超えたことが明らかとなり、これを思惑視した買いが集まったようだ。財務省に提出された大量報告書によると、オアシスの保有比率は5.50%。同報告書には「株主価値を守るため、重要提案行為を行うことがある」との記載がある。報告義務発生日は5月15日となっている。

    ■ソニーグループ <6758>  13,720円  +825 円 (+6.4%)  本日終値
     ソニーグループ<6758>は大幅高。昨年1月以来およそ1年4カ月ぶりの高値圏を回復している。同社はこの日開催した2023年度経営方針説明会で、金融子会社ソニーフィナンシャルグループの株式上場を前提としたパーシャルスピンオフの検討を開始したことを明らかにした。前日17日の取引終了後には上限2500万株(自己株式を除く発行済み株数の2.03%)の自社株買いを発表しており、これら材料を手掛かりに買われた。パーシャルスピンオフとは、大企業発スタートアップの創出や企業価値向上に向けた事業再編を促進するため、元親会社に一部(20%未満)の持ち分を残すスピンオフ(分離・独立)のこと。会社側では、スピンオフ後もソニーブランドの活用とグループ各社とのシナジーを継続する方針。スピンオフ実行予定時期は未定だが、2~3年後の実行を念頭に置いて今年度末にかけて詳細の検討を進めるとしている。

    ■野村マイクロ <6254>  5,100円  +260 円 (+5.4%)  本日終値
     野村マイクロ・サイエンス<6254>が上値追い態勢を継続、きょうは朝方に5000円大台ラインを突破し、2月15日につけた高値4960円を上回り約3カ月ぶりに年初来高値更新となった。半導体関連株全般に投資資金が向かうなかで、同社株もその流れに乗っている。きょう午前、岸田首相が首相官邸で欧米及び、韓国、台湾の半導体関連7社の幹部と面会することが伝わっており、海外メーカーの日本での投資機会が高まることへの期待が半導体セクターの株価を刺激している。そのなか、半導体向けを主力とする超純水装置の大手である同社は、韓国サムスン電子や台湾のTSMC<TSM>と高水準の取引実績があり、注目度が高い。TSMCは既に熊本県で半導体工場建設を進めているほか、サムスンも横浜で半導体の開発拠点を作る計画が報じられている。

    ■ルネサス <6723>  2,149.5円  +103 円 (+5.0%)  本日終値
     ルネサスエレクトロニクス<6723>が大幅高で3日続伸、連日で年初来高値を更新している。時価はリーマン・ショックに見舞われた2008年秋口以来、約15年ぶりの高値圏を走っている。半導体関連株への買い戻しが一気に加速するなか、車載マイコンで世界トップクラスの商品シェアを有する同社株にも国内外機関投資家とみられる実需買いが高水準だ。5月に入ってから同社株が下落した日はわずか2営業日しかない。目先的には18日付の日本経済新聞が「ルネサスエレクトロニクスは2026年までに制御用半導体のマイコンの生産能力を現状と比べ1割増やす」と報じたことなども、旺盛な自動車向け半導体需要を裏付けるものとして、買い人気を助長したようだ。

    ■スルガ銀行 <8358>  510円  +22 円 (+4.5%)  本日終値
     スルガ銀行<8358>は3日続伸。複数のメディアで17日、クレディセゾン<8253>が経営再建中のスルガ銀に出資して持ち分法適用会社にする方針を固めたと報じられた。クレセゾンがスルガ銀株の15%程度を取得し、スルガ銀もクレセゾン株の5%程度を取得するという。報道を手掛かりにスルガ銀株は買われている。なお、クレセゾンとスルガ銀はこの日朝方にそれぞれコメントを発表。両社とも報道について「当社が発表したものではない」とした上で、「報道の内容を含む様々な提携の機会を検討していることは事実」とした。

    ■パーク24 <4666>  2,187円  +91 円 (+4.3%)  本日終値
     パーク24<4666>は3日ぶりに反発。17日の取引終了後に発表した4月の「タイムズパーキング」の売上高は、前年同月比5.6%増となった。堅調な業況を評価した買いが集まったようだ。タイムズパーキングの新規開発は121件、解約は61件となり、同月末時点では1万7509件となった。台数は56万8820台となり、前月比で7155台増えた。

    ■マクニカHD <3132>  4,730円  +180 円 (+4.0%)  本日終値
     マクニカホールディングス<3132>が高値を更新した。生成AIに対する社会的な関心が集まるなか、その恩恵を受ける半導体メーカーの代表格に米エヌビディア<NVDA>を推す向きは多い。マクニカHDは5月10日、「NVIDIA AI Enterprise」をはじめとする最新のエヌビディアソフトウェアプラットフォームを導入前に事前検証する「AI TRY NOW PROGRAM」を構築、提供開始すると発表した。半導体株の上昇基調が鮮明となるなか、マクニカHDの事業拡大への期待が改めて膨らみ、買いが集まったようだ。

    ■インフォコム <4348>  2,348円  +88 円 (+3.9%)  本日終値
     インフォコム<4348>が5日続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は17日、同社株のレーティングの「オーバーウエート」を継続するとともに、目標株価を5200円から6070円に引き上げた。電子コミックの収益拡大持続を反映し、株価は上昇トレンドに入ることを予想している。4月27日に決算発表を行い、24年3月期の連結営業利益は前期比11.4%増の95億円見通しが示された。ただ、市場予想を下回ったことから株価は大幅安となったが、ここからの反発を見込んでいる。前期第4四半期(1~3月)の電子コミック四半期売上高は126億円と過去最高となった。顧客獲得策の奏功やマンガ海賊版サイトの鎮静化があるとみている。同証券では、今後の見通しとして(1)中期利益成長力(2)潜在リターンの高さを評価している。

    ■レーザーテック <6920>  20,490円  +750 円 (+3.8%)  本日終値
     レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>など半導体製造装置関連株が軒並み高で上値指向を強めている。前日の米国株市場では、エヌビディア<NVDA>やアプライド・マテリアルズ<AMAT>、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>といった半導体主力株が揃って年初来高値を更新するなど半導体セクターへの買いが顕著となっており、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も2.5%高と大きく切り返した。東京市場でもここにきて半導体関連株が戻り足を強めており、全体指数の上昇に貢献しているが、きょうは一段と上げ足に弾みがついている。半導体市況の底入れが見えないなか、関連株には貸株調達を伴う空売りが入っているケースも多く、買い戻しを誘発している。

    ■キヤノン <7751>  3,367円  +117 円 (+3.6%)  本日終値
     キヤノン<7751>が年初来高値を連日で更新した。17日の取引終了後、取得総数1800万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.8%)、取得総額500億円を上限とする自社株買いを実施すると発表。これを好感した買いが株価の支えとなったようだ。取得期間は5月18日から8月1日までとする。

    株探ニュース