（NY時間09:59）（日本時間22:59）
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　テスラ<TSLA>のインド部門が、セダン「モデル３」を早期予約した顧客に予約金を返還している。ブルームバーグ・が伝えている。これは同社のインド市場への本格参入が近いとの観測を促すものだという。

　２０１６年に予約を行った顧客宛てのメールに、予約金の返還が明記されており、インドでの製品ラインアップが確定した段階で、再び連絡するという。同社は、インドでの発売と納車の準備が整い次第、再注文を期待すると顧客に伝えた。

　同社は、旧バージョンのモデル３生産終了に伴い、数年前の予約の返金を進めている。高関税が長年の障壁となってきたインド市場に新モデルを正式投入する準備とも受け取れる。テスラの採用情報ページには、ニューデリーでのストアマネジャーとセールスアドバイザー、サービスマネジャー、ムンバイでの充電デベロッパーの新たな求人が掲載されており、こちらも本格参入が近い兆候をうかがわせる。

　マスクＣＥＯは、インドを年内に訪問する予定だと数日前にＸに投稿していた。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース