電気自動車（ＥＶ）のリビアン・オートモーティブ<RIVN>が上昇。同社はテスラ<TSLA>のＥＶ用充電ポートを将来の自動車に搭載し、テスラのスーパーチャージャー・ネットワークを利用できるようにすると発表した。

　この契約により同社のドライバーは来年から米国とカナダにある１万２０００カ所以上のテスラのスーパーチャージャーを利用できるようになる。同社はテスラの北米充電規格ポートを２０２５年以降の既存のＥＶモデルおよびＲ２と呼ばれる将来のモデルにも組み込む予定。

　アナリストはリビアンがテスラの充電規格を採用したことはＥＶ新興企業のＲ１や将来のＲ２車両の需要にとってプラスの追い風となり、航続距離不安の解消に役立つと指摘している。同社の膨大な受注残と比較的低いが急増している生産台数を挙げ、「良いポジションにあると引き続き見ている。充電の発表により、2024年以降の需要がさらに高まる可能性がある」と述べた。

　テスラ株も本日は上昇。

（NY時間13:07）
リビアン<RIVN>　15.51（+0.63　+4.25%）
テスラ<TSLA>　269.83（+9.29　+3.56%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美