2024年3月6日 0時38分
スレッドアップが決算受け大幅安 EBITDAの赤字が予想以上に膨らむ=米国株個別
(NY時間10:25)(日本時間00:25)
スレッドアップ<TDUP> 1.83(-0.53 -22.45%)
アパレルのリセールを手掛けるスレッドアップ<TDUP>が大幅安。前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、売上高は予想を上回ったものの、EBITDAが予想以上に赤字が膨らんだほか、アクティブバイヤー数が予想を下回った。ガイダンスでも売上高見通しは予想範囲内に留まっている。
ただ、アナリストからは「リセールの価値と持続可能性の魅力で買い物客に共鳴され続けている。そのため同社は、市場シェアの拡大を推進する好位置にある。スタイルや頭からつま先までの服装の選択に生成AIを統合することで、業績を押し上げる可能性がある」と述べている。
「委託販売事業を2023年の66%から2024年には80%まで拡大することで、今年の売上は抑制されるかもしれないが、粗利益率は改善する。米地域は2四半期連続でEBITDAが黒字となり、欧州でも同様の可能性がある」とも語った。
(10-12月・第4四半期)
・1株損益(調整後):-0.14ドル(予想:-0.11ドル)
・売上高:8140万ドル(予想:8030万ドル)
・粗利益率(調整後):61.9%(予想:62.4%)
・EBITDA(調整後):-215万ドル(予想:-95万ドル)
・アクティブバイヤー:180万人(予想:183万人)
(1-3月・第1四半期見通し)
・売上高:7900~8100万ドル(予想:8010万ドル)
・粗利益率(調整後):68.5~70.5%(予想:69.7%)
・EBITDA(調整後)マージン:-1~-3%(予想:-5.4%)
(通期見通し)
・売上高:3.40~3.50億ドル(予想:3.45億ドル)
・粗利益率(調整後):69.5~71.5%(予想:70.9%)
・EBITDA(調整後)マージン:0.5~1.5%(予想:0.63%)
【企業概要】
女性・子供用のアパレル、靴、アクセサリーを扱うカスタムメイドのリセール用オンラインマーケットプレイスを運営する。分散処理、独自のソフトウェアとシステム、データサイエンスの専門知識で構成されるプラットフォームを介して、数多くのユニークなアイテムを簡単かつ楽しく売買することが可能。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
スレッドアップ<TDUP> 1.83(-0.53 -22.45%)
アパレルのリセールを手掛けるスレッドアップ<TDUP>が大幅安。前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、売上高は予想を上回ったものの、EBITDAが予想以上に赤字が膨らんだほか、アクティブバイヤー数が予想を下回った。ガイダンスでも売上高見通しは予想範囲内に留まっている。
ただ、アナリストからは「リセールの価値と持続可能性の魅力で買い物客に共鳴され続けている。そのため同社は、市場シェアの拡大を推進する好位置にある。スタイルや頭からつま先までの服装の選択に生成AIを統合することで、業績を押し上げる可能性がある」と述べている。
「委託販売事業を2023年の66%から2024年には80%まで拡大することで、今年の売上は抑制されるかもしれないが、粗利益率は改善する。米地域は2四半期連続でEBITDAが黒字となり、欧州でも同様の可能性がある」とも語った。
(10-12月・第4四半期)
・1株損益(調整後):-0.14ドル(予想:-0.11ドル)
・売上高:8140万ドル(予想:8030万ドル)
・粗利益率(調整後):61.9%(予想:62.4%)
・EBITDA(調整後):-215万ドル(予想:-95万ドル)
・アクティブバイヤー:180万人(予想:183万人)
(1-3月・第1四半期見通し)
・売上高:7900~8100万ドル(予想:8010万ドル)
・粗利益率(調整後):68.5~70.5%(予想:69.7%)
・EBITDA(調整後)マージン:-1~-3%(予想:-5.4%)
(通期見通し)
・売上高:3.40~3.50億ドル(予想:3.45億ドル)
・粗利益率(調整後):69.5~71.5%(予想:70.9%)
・EBITDA(調整後)マージン:0.5~1.5%(予想:0.63%)
【企業概要】
女性・子供用のアパレル、靴、アクセサリーを扱うカスタムメイドのリセール用オンラインマーケットプレイスを運営する。分散処理、独自のソフトウェアとシステム、データサイエンスの専門知識で構成されるプラットフォームを介して、数多くのユニークなアイテムを簡単かつ楽しく売買することが可能。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美