（NY時間15:07）（日本時間04:07）
エクソンモービル<XOM>　115.06（+2.71　+2.41%）
シェブロン<CVX>　159.57（+2.26　+1.44%）
シュルンベルジェ<SLB>　35.43（+0.66　+1.88%）
オキシデンタル<OXY>　47.85（+2.38　+5.23%）
ハリバートン<HAL>　22.50（+0.71　+3.24%）

NY原油先物10月限（WTI）
1バレル＝64.50（+1.20　+1.90%）

　エネルギー株が上昇。原油相場が３日続伸しており、エネルギー株をサポート。ウクライナがロシアのエネルギー施設への攻撃を継続しており、バルト海のプリモルスク原油ターミナルや各地の製油所へのドローン攻撃により、ロシアの製油能力のうち約日量３０万バレルが停止しているとの試算が米大手証券から出ている。

　また、ＥＵがロシアの石油貿易を支援しているインドや中国企業への制裁を検討中とも伝わっており、米国も関税で追随する可能性がある。イスラエルがイエメンのホデイダ港を攻撃しており、中東リスクが増大していることも原油相場をサポートしている。

　ただ、原油相場に関しては、地政学的要因による上昇の一方で、需給に関するファンダメンタルズ要因の弱さが最終的には価格を抑えるとの見方は根強い。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース