（NY時間12:23）
エクソンモービル<XOM>　103.81（-2.07　-1.95%）
シェブロン<CVX>　143.47（-3.53　-2.40%）
ＳＬＢ<SLB>　54.10（-2.38　-4.21%）
オキシデンタル<OXY>　60.19（-1.56　-2.53%）
マラソン・オイル<MRO>　25.45（-1.17　-4.38%）
ハリバートン<HAL>　38.17（-1.35　-3.41%）

　きょうは商品市場で原油相場が急落し、ＷＴＩが７７ドル台まで下落。イスラエルとハマスの戦闘が勃発した時の水準を下回っている。そのような中で、米株式市場ではエネルギー株の下落が目立っている。

　原油安については、中国の弱い貿易統計とＦＲＢの利上げサイクル終了に対する新たな疑念が需要見通しを曇らせているようだ。ユーロ圏や英国での景気後退への懸念も強まる中で、原油の需要が減少するのではとの不透明感から、原油相場はかつての勢いを完全に失っている。

　ＦＲＢについては、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁が「インフレに勝利宣言をするのは時期尚早」と発言した上で、「金融政策が過度に引き締められるリスクは緩やか過ぎるよりも好ましい」と述べたことに敏感に反応している模様。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美