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    2026年4月30日 22時54分

    クアルコム、決算受け上昇 データセンターの前進や中国スマホの回復見通し示す=米国株個別

    (NY時間09:53)(日本時間22:53)
    クアルコム<QCOM> 171.27(+15.27 +9.79%)

     クアルコム<QCOM>が上昇。前日引け後に1-3月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、ガイダンスでは予想を下回る第2四半期の見通しを示している。

     発表直後は時間外で売りが先行したものの、急速に切り返えす展開。半導体業界最大の成長源であるデータセンター市場での取り組みが前進しているとしたほか、中国のスマホ市場の回復見通しを示したことが材料視された。

     同社は、主要なハイパースケーラーが年後半にも同社製チップの採用を開始する見通しであることを明らかにしているほか、最大の市場である中国のスマートフォン分野について、4-6月期には底打ちし、次の四半期には前期比で成長に転じるとの見通しを示した。なお、同社は200億ドルの自社株買いを新規に承認している。

     ただ、アナリストからは慎重な見方も出ている。「決算は、引き下げられていた予想とほぼ一致。ただし、第3四半期見通しは予想未達となり、メモリー不足や中国OEMメーカーの在庫調整が引き続きスマホ需要を圧迫している」と指摘

     「中国でのアンドロイド端末の販売は4-6月期に底打ちし、その後は回復すると会社側は見ているが、7-9月期のアップル<AAPL>向けのシェア低下を補うには不十分の可能性が高い」との見方も示した。

    (1-3月・第2四半期)
    ・1株利益(調整後):2.65ドル(予想:2.55ドル)
    ・売上高(調整後):106.0億ドル 2.2%減(予想:105.6億ドル)
    ・QCT:90.8億ドル 4.2%減(予想:91.3億ドル)
      ハンドセット:60.2億ドル 13%減(予想:60.6億ドル)
      IoT:17.3億ドル 9.2%増(予想:17.8億ドル)
      自動車:13.3億ドル 38%増(予想:13.0億ドル)
    ・QTL:13.8億ドル 4.8%増(予想:13.2億ドル)
    ・営業利益(調整後):32.8億ドル 11%減(予想:32.4億ドル)

    (4-6月・第3四半期見通し)
    ・1株利益(調整後):2.10~2.30ドル(予想:2.43ドル)
    ・売上高:92~100億ドル(予想:102.6億ドル)
    ・QCT:79~85億ドル(予想:87.8億ドル)
    ・QTL:11.5~13.5億ドル(予想:12.8億ドル)

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース