シェブロン<CVX>が４日ぶりに反発しており、ダウ平均をサポート。先週は減益決算を発表していたこともあり、株価は軟調な推移となっていたが、きょうはアナリストの投資判断引き上げが伝わっている。投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価も１８７ドルとしている。先週末終値よりも１８％高い水準。

　フリーキャッシュフロー（ＦＣＦ）に変曲点が訪れると指摘している。２０２４年から２０２６年にかけて、株主資本利益率（ＲＯＥ）、１株生産量、１株ＦＣＦが急激に改善すると見ているという。

　また、カザフスタンのテンギズの主要プロジェクトは現在、９８％完了していると指摘しているほか、パーミアン盆地の石油生産は予想より多い点も着目している。過去２－３年間、同社は同業他社や広範なエネルギー業界に遅れをとっているとも述べた。

（NY時間13:15）
シェブロン<CVX>　163.62（+4.75　+2.99%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美