空飛ぶタクシーのジョビー・アビエーション<JOBY>が６日続伸。本日も買いが続いている。先週に米連邦航空局（ＦＡＡ）からの認可を受け、試験飛行の開始が可能となったことが引き続き材料視されている。同社は２０２５年に初の空飛ぶタクシーによる商業運航を開始する予定。先週は株価が６２％上昇し、同社にとって過去最高の５日続伸となり、約２年ぶりの高水準となっていた。

　同社はトヨタ自動車＜7203＞から出資を受けているが、先週の木曜日には韓国のＳＫテレコムが１億ドルを追加投資すると発表していた。

　アナリストは今週の当局の承認はＦＡＡ認証の必要条件ではないが、２０２５年に向けて同社の技術と商業化への道筋に更なる信頼性を与えると述べている。

【企業概要】
　電動垂直離着陸機を研究・開発し、都市の混雑の緩和と、持続可能な交通手段への移行の加速に取り組む。電動パワートレインによる低騒音で、パイロットと乗客数名を輸送することが可能な機体の開発を進める。自社で輸送会社を構築して、スマートフォンアプリによるライドシェアサービスを提供する予定。

（NY時間09:58）
ジョビー・アビエーション<JOBY>　10.99（+0.73　+7.13%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美