2026年7月10日 7時42分
株価指数先物【寄り前】 25日線突破から+1σを意識した押し目待ち狙いのロング対応
大阪9月限ナイトセッション
日経225先物 69060 +1140 (+1.67%)
TOPIX先物 4050.5 +24.5 (+0.60%)
シカゴ日経平均先物 69010 +1090
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
9日の米国市場は、NYダウ、S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。トランプ米大統領はホルムズ海峡周辺でのイランとの衝突について、大規模作戦の再開にはつながらないとの見解を示した。米中央軍は、イランの軍事関連インフラに対する追加攻撃が完了したと表明。WTI原油先物相場が1バレル=72ドル台に下落したことでインフレ懸念が和らぎ、米長期金利も低下したことが投資家心理を支えた。また、半導体やAI関連株への物色が活発だった。メタ・プラットフォームズ<META>は、計算能力を引き上げる計画の一環としてAIチップの生産を9月から開始すると伝わり、高水準のAIインフラ投資が続くとの見方が強まった。
NYダウ構成銘柄では、シスコシステムズ<CSCO>、アメリカン・エキスプレス<AXP>、ゴールドマン・サックス・グループ<GS>、JPモルガン・チェース<JPM>、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>が買われた。半面、セールスフォース<CRM>、IBM<IBM>、ジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>、アムジェン<AMGN>、シェブロン<CVX>が軟調。NYダウ構成銘柄ではないが、マイクロン・テクノロジー<MU>やアプライドマテリアルズ<AMAT>、ラムリサーチ<LRCX>、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>など半導体関連株の上昇が目立っており、フィラデルフィア半導体(SOX)指数の上昇率は3%を超えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)の清算値は大阪比1090円高の6万9010円だった。9日取引終了後の日経225先物(9月限)のナイトセッションは、日中比70円高の6万7990円で始まった。その後は軟化し6万7480円まで下落する場面もみられたが、売り一巡後はリバウンドをみせており、米国市場の取引開始時にはプラス圏を回復。その後もロング優勢の流れのなかで終盤にかけて6万9090円まで上げ幅を広げ、日中比1140円高の6万9060円でナイトセッションの取引を終えた。
日経225先物は、シカゴ先物にサヤ寄せする形で、買いが先行することになりそうだ。米国では中東情勢の緊迫化に対し前日の下げは行き過ぎとの見方もあり、買い戻しに向かわせていた。また、前日同様、半導体やAI関連株への物色が強まったことは、指数インパクトの大きいアドバンテスト<6857>[東証P]や東京エレクトロン<8035>[東証P]、キオクシアホールディングス<285A>[東証P]などへの追い風になることで、先物市場においてロングを強める一因になりそうである。
そのほか、ファーストリテイリング<9983>[東証P]は、前日の取引終了後に2026年8月期の業績予想の上方修正を発表した。ADR(米預託証券)で5%あまり上昇していることで、日経平均株価を押し上げることが期待されそうだ。
日経225先物はナイトセッションで6万9090円まで買われ、抵抗線として意識されていた25日移動平均線(6万8900円)を捉えてきたことで、ボリンジャーバンドの+1σ(7万1260円)とのレンジに移行するかを見極めることになろう。そのため、買い一巡後は25日線水準での底堅さを意識しつつ、押し目待ち狙いのロング対応に向かわせよう。
週足では+1σ(6万9260円)を捉えてくるかが注目され、6万9000円から6万9250円辺りではロングが入りやすいとみておきたい。一方で、上値の重さが意識されてくると短期的にショートを仕掛けてくる動きも出てくることで、基本的にはスキャルピング中心のトレードになりそうだ。
日中は韓国市場にらみの相場展開になりやすい。SKハイニックス<SKHY>が10日にナスダック市場に上場予定のADRへの需要が非常に強いとの報道もあり、同社の値動き次第ではキオクシアホールディングスなどへの支援材料になるとみられ、先物市場においてショートを仕掛けにくくさせよう。そのため、オプション権利行使価格の6万8500円から7万1500円でのレンジを想定する。
9日の米VIX指数は15.84(8日は16.90)に低下した。一時17.27まで切り上がる場面もみられたが、25日線(17.74)を下回っての推移となった。その後の下げで3日ぶりに16.00台を割り込んでおり、リスク選好に向かわせそうだ。
9日のNT倍率は先物中心限月で16.87倍(8日は16.67倍)に上昇した。指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均株価を押し上げた一方で、東証プライムの過半数の銘柄が下落したことでNTショートを巻き戻す動きになった。一時16.98倍まで上昇した後は-1σ(16.83倍)を挟んでの推移となったが、本日は同バンドが支持線として意識される形で、NTロングに振れやすいだろう。
株探ニュース
日経225先物 69060 +1140 (+1.67%)
TOPIX先物 4050.5 +24.5 (+0.60%)
シカゴ日経平均先物 69010 +1090
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
9日の米国市場は、NYダウ、S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。トランプ米大統領はホルムズ海峡周辺でのイランとの衝突について、大規模作戦の再開にはつながらないとの見解を示した。米中央軍は、イランの軍事関連インフラに対する追加攻撃が完了したと表明。WTI原油先物相場が1バレル=72ドル台に下落したことでインフレ懸念が和らぎ、米長期金利も低下したことが投資家心理を支えた。また、半導体やAI関連株への物色が活発だった。メタ・プラットフォームズ<META>は、計算能力を引き上げる計画の一環としてAIチップの生産を9月から開始すると伝わり、高水準のAIインフラ投資が続くとの見方が強まった。
NYダウ構成銘柄では、シスコシステムズ<CSCO>、アメリカン・エキスプレス<AXP>、ゴールドマン・サックス・グループ<GS>、JPモルガン・チェース<JPM>、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>が買われた。半面、セールスフォース<CRM>、IBM<IBM>、ジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>、アムジェン<AMGN>、シェブロン<CVX>が軟調。NYダウ構成銘柄ではないが、マイクロン・テクノロジー<MU>やアプライドマテリアルズ<AMAT>、ラムリサーチ<LRCX>、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>など半導体関連株の上昇が目立っており、フィラデルフィア半導体(SOX)指数の上昇率は3%を超えた。
シカゴ日経平均先物(円建て)の清算値は大阪比1090円高の6万9010円だった。9日取引終了後の日経225先物(9月限)のナイトセッションは、日中比70円高の6万7990円で始まった。その後は軟化し6万7480円まで下落する場面もみられたが、売り一巡後はリバウンドをみせており、米国市場の取引開始時にはプラス圏を回復。その後もロング優勢の流れのなかで終盤にかけて6万9090円まで上げ幅を広げ、日中比1140円高の6万9060円でナイトセッションの取引を終えた。
日経225先物は、シカゴ先物にサヤ寄せする形で、買いが先行することになりそうだ。米国では中東情勢の緊迫化に対し前日の下げは行き過ぎとの見方もあり、買い戻しに向かわせていた。また、前日同様、半導体やAI関連株への物色が強まったことは、指数インパクトの大きいアドバンテスト<6857>[東証P]や東京エレクトロン<8035>[東証P]、キオクシアホールディングス<285A>[東証P]などへの追い風になることで、先物市場においてロングを強める一因になりそうである。
そのほか、ファーストリテイリング<9983>[東証P]は、前日の取引終了後に2026年8月期の業績予想の上方修正を発表した。ADR(米預託証券)で5%あまり上昇していることで、日経平均株価を押し上げることが期待されそうだ。
日経225先物はナイトセッションで6万9090円まで買われ、抵抗線として意識されていた25日移動平均線(6万8900円)を捉えてきたことで、ボリンジャーバンドの+1σ(7万1260円)とのレンジに移行するかを見極めることになろう。そのため、買い一巡後は25日線水準での底堅さを意識しつつ、押し目待ち狙いのロング対応に向かわせよう。
週足では+1σ(6万9260円)を捉えてくるかが注目され、6万9000円から6万9250円辺りではロングが入りやすいとみておきたい。一方で、上値の重さが意識されてくると短期的にショートを仕掛けてくる動きも出てくることで、基本的にはスキャルピング中心のトレードになりそうだ。
日中は韓国市場にらみの相場展開になりやすい。SKハイニックス<SKHY>が10日にナスダック市場に上場予定のADRへの需要が非常に強いとの報道もあり、同社の値動き次第ではキオクシアホールディングスなどへの支援材料になるとみられ、先物市場においてショートを仕掛けにくくさせよう。そのため、オプション権利行使価格の6万8500円から7万1500円でのレンジを想定する。
9日の米VIX指数は15.84(8日は16.90)に低下した。一時17.27まで切り上がる場面もみられたが、25日線(17.74)を下回っての推移となった。その後の下げで3日ぶりに16.00台を割り込んでおり、リスク選好に向かわせそうだ。
9日のNT倍率は先物中心限月で16.87倍(8日は16.67倍)に上昇した。指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均株価を押し上げた一方で、東証プライムの過半数の銘柄が下落したことでNTショートを巻き戻す動きになった。一時16.98倍まで上昇した後は-1σ(16.83倍)を挟んでの推移となったが、本日は同バンドが支持線として意識される形で、NTロングに振れやすいだろう。
株探ニュース