アナリストが８月２３日の決算発表を前に、エヌビディア<NVDA>の目標株価を従来の６００ドルから８００ドルに引き上げた。ウォール街の中で最も高い水準の１つ。

　今後数四半期の需要は、少なくとも５０％は供給を上回ると考えていると指摘。制約がなければ、同社の年ベースの１株利益はいずれ、現在の予想である１０．３５ドルから１０ドル台後半まで拡大する可能性があるという。今年度の市場コンセンサスは８ドル程度。

　また、別のアナリストも目標株価を従来の４５０ドルから５００ドルに引き上げた。今回の５－７月期（第２四半期）の決算は予想を軒並み上回り、８－１０月期（第３四半期）ガイダンスでの１株利益および売上高見通しも予想を上回ると期待しているという。同社は人工知能（ＡＩ）への投資による主要な受益者の１つと見ており、同社の好感度は着実に高まっているとも付け加えた。

（NY時間15:15）
エヌビディア<NVDA>　435.60（-3.80　-0.86%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美