（NY時間11:58）（日本時間00:58）
エヌシノ<NCNO>　35.63（+5.45　+18.04%）

　フィンテック開発のエヌシノ<NCNO>が大幅高。前日引け後に１１－１月期決算（第４四半期）を発表し、売上高は予想を下回ったものの、１株利益は予想を上回った。また、ガイダンスも公表し、予想を上回る１株利益の見通しを示している。

　今回の決算にアナリストからもポジティブな評価が出ている。「２５年度の成長見通しは予想を上回り、経営陣も需要について概ね前向きなコメントを発表している。収益性も引き続き堅調で、営業利益率の見通しは３５．７％となる」と述べた。

（１１－１月・第４四半期）
・1株利益（調整後）：0.21ドル（予想：0.12ドル）
・売上高：1.24億ドル（予想：1.25億ドル）
　　サブスク：1.07億ドル

（２－４月・第１四半期見通し）
・1株利益（調整後）：0.13～0.14ドル（予想：0.12ドル）
・売上高：1.26～1.27億ドル（予想：1.29億ドル）
　　サブスク：1.09～1.10億ドル

（通期見通し）
・1株利益（調整後）：0.60～0.64ドル（予想：0.57ドル）
・売上高：5.38～5.44億ドル（予想：5.46億ドル）
　　サブスク：4.63～4.69億ドル

【企業概要】
　銀行・信用組合など向けにクラウドベースのソフトウェアを提供する。データ分析・AI・機械学習（ML）を活用した独自のシステムにより、金融業務の複雑なプロセスとワークフローのデジタル化・自動化・合理化を可能にし、ローン・口座・規制遵守の管理を効率化する。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース