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    2025年12月23日 4時52分

    バンカメのモイニハンCEO、AI投資に楽観視

     バンカメ<BAC>のモイニハンCEOがブルームバーグTVのインタビューで、AIが米経済に与える影響が拡大し始めているとの認識を示した。AI投資は今年を通じて積み上がっているが、来年以降はより大きな成長要因になる可能性が高いと述べている。

     「すべてがAIによるものではないが、AIは非常に強いプラスの影響を及ぼしつつある」と語った。約15年に渡り同銀を率いてきた同CEOは、来年の米経済について力強い成長を予想し、成長率は2025年の約2.0%から来年は2.4%に加速すると見ていると説明。労働市場の軟化についても、雇用の正常化に近い動きだとの認識を示している。

     投資家の期待を背景にオープンAIなどのAI企業が巨額資金を調達する一方、アマゾン創業者のベゾス氏のように、AI投資は「産業バブル」と警告する声もある。半面、最終的には社会に恩恵をもたらすとの意見もある状況。

     これらに対しモイニハンCEOは、「仮にAI分野が過熱して調整を余儀なくされたとしても、関与する企業が限られていることから、消費や雇用への影響を含め、経済全体へのリスクは比較的限定的だと見ている」と述べ、融資にあたってはプロジェクトのレバレッジやデータセンター利用をコミットする顧客との契約期間を慎重に確認していると語った。

     また、同銀自身もAI活用を進めており、2018年に導入したエージェントボット「エリカ」は現在700の質問に対応可能となり、当初の200から大幅に拡大していると説明。今後は人がAIを使って生産性を高める「拡張知能」を一層活用し、あらゆる事業に影響を与えていくと強調した。

    株探ニュース