不動産情報のレッドフィンによると、不動産投資家は今年１月のカリフォルニア州の山火事被災地で売却される土地の約４０％を購入していると報告した。

　郵便番号９０２７２地区(パシフィック・パリセーズ)では、投資家が第３四半期に売却された１１９区画のうち４８区画を購入。これに対し、１年前は投資家も他の買い手も区画を購入していなかった。

　郵便番号９１００１地区(アルタデナ)では、投資家が売却された６１区画のうち２７区画を購入。これも１年前は投資家も他の買い手も区画を購入していなかった。アルタデナで焼失した住宅の多くは１９４０年代または１９５０年代に建てられたもの。

　レッドフィンによると、多くの投資家は区画に対して低い価格を提示しており、土地を新しい住宅に転売する計画だという。一部の所有者はこうした提示を拒否しているが、売却する必要があるため契約に応じる所有者もいる。

株探ニュース