2026年1月21日 23時50分
ネットフリックス、決算受け下落 第1四半期のガイダンスが予想下回る 自社株買いも一時停止=米国株個別
(NY時間09:49)(日本時間23:49)
ネットフリックス<NFLX> 83.89(-3.37 -3.86%)
ネットフリックス<NFLX>が下落。前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。
ただ、株価は冴えない反応。第1四半期のガイダンスで予想を下回る1株利益および売上高の見通しを示したことが嫌気されている模様。番組制作費の増加やワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)<WBD>買収に伴うコストを理由に、先行きについて慎重な見通しを示した。また、買収に向けた資金確保のため、自社株買いを一時停止する計画も公表。
同社は2026年に映画・テレビ番組への投資を10%増やす計画を明らかにすると伴に、WBDのスタジオおよびストリーミング事業の買収を進める方針を示している。WBDの買収が完了すれば、今年はこれまでに支出した6000万ドルに加えて、さらに2億7500万ドルのコストが発生する見込みだとしている。
同社は、WBD買収で新たなコンテンツ創出に活用し、消費者向け商品、体験型ビジネス、ゲームといった新規事業の拡大に繋げたい考え。昨年の番組制作費の増加にもかかわらず、視聴時間は僅かな伸びに留まっており、下期のエンゲージメントも約2%増に留まった。
ただ、新規加入者や視聴の伸び鈍化の中でも、値上げや広告事業の導入により、売上高は2桁成長を維持。2026年にも値上げを実施する見通しで、広告売上高は2025年の15億ドルから今年は倍増すると予測している。
アナリストは「業績予想はやや引き下げられたものの、同社はこれまで通期ガイダンスを達成、あるいは上回ってきた実績がある点には留意すべきだ」と指摘。また、「買収案件に注目が集まる中で見落とされがちだが、同社は短期間のうちに30億ドル超規模の広告事業を構築する軌道に乗っており、そのスピードと規模はいずれも当初想定よりも速くて大きい」としている。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益:0.56ドル(予想:0.55ドル)
・売上高:120.5億ドル 18%増(予想:119.7億ドル)
米国・カナダ:53.4億ドル(予想:52.6億ドル)
EMEA:38.7億ドル(予想:38.4億ドル)
南米:14.2億ドル(予想:14.2億ドル)
アジア太平洋:14.2億ドル(予想:14.4億ドル)
・営業利益:29.6億ドル(予想:28.9億ドル)
・FCF:18.7億ドル(予想:14.6億ドル)
(1-3月・第1四半期見通し)
・1株利益:0.76ドル(予想:0.82ドル)
・売上高:121.6億ドル(予想:121.7億ドル)
・営業利益:39.1億ドル(予想:41.8億ドル)
・営業利益率:32.1%(予想:34.4%)
(通期見通し)
・売上高:507~517億ドル(予想:509.6億ドル)
・広告売上高:2026年は2025年比で約2倍
・営業利益率:31.5%(予想:32.4%)
・FCF:約110億ドル(予想:119.3億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ネットフリックス<NFLX> 83.89(-3.37 -3.86%)
ネットフリックス<NFLX>が下落。前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。
ただ、株価は冴えない反応。第1四半期のガイダンスで予想を下回る1株利益および売上高の見通しを示したことが嫌気されている模様。番組制作費の増加やワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)<WBD>買収に伴うコストを理由に、先行きについて慎重な見通しを示した。また、買収に向けた資金確保のため、自社株買いを一時停止する計画も公表。
同社は2026年に映画・テレビ番組への投資を10%増やす計画を明らかにすると伴に、WBDのスタジオおよびストリーミング事業の買収を進める方針を示している。WBDの買収が完了すれば、今年はこれまでに支出した6000万ドルに加えて、さらに2億7500万ドルのコストが発生する見込みだとしている。
同社は、WBD買収で新たなコンテンツ創出に活用し、消費者向け商品、体験型ビジネス、ゲームといった新規事業の拡大に繋げたい考え。昨年の番組制作費の増加にもかかわらず、視聴時間は僅かな伸びに留まっており、下期のエンゲージメントも約2%増に留まった。
ただ、新規加入者や視聴の伸び鈍化の中でも、値上げや広告事業の導入により、売上高は2桁成長を維持。2026年にも値上げを実施する見通しで、広告売上高は2025年の15億ドルから今年は倍増すると予測している。
アナリストは「業績予想はやや引き下げられたものの、同社はこれまで通期ガイダンスを達成、あるいは上回ってきた実績がある点には留意すべきだ」と指摘。また、「買収案件に注目が集まる中で見落とされがちだが、同社は短期間のうちに30億ドル超規模の広告事業を構築する軌道に乗っており、そのスピードと規模はいずれも当初想定よりも速くて大きい」としている。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益:0.56ドル(予想:0.55ドル)
・売上高:120.5億ドル 18%増(予想:119.7億ドル)
米国・カナダ:53.4億ドル(予想:52.6億ドル)
EMEA:38.7億ドル(予想:38.4億ドル)
南米:14.2億ドル(予想:14.2億ドル)
アジア太平洋:14.2億ドル(予想:14.4億ドル)
・営業利益:29.6億ドル(予想:28.9億ドル)
・FCF:18.7億ドル(予想:14.6億ドル)
(1-3月・第1四半期見通し)
・1株利益:0.76ドル(予想:0.82ドル)
・売上高:121.6億ドル(予想:121.7億ドル)
・営業利益:39.1億ドル(予想:41.8億ドル)
・営業利益率:32.1%(予想:34.4%)
(通期見通し)
・売上高:507~517億ドル(予想:509.6億ドル)
・広告売上高:2026年は2025年比で約2倍
・営業利益率:31.5%(予想:32.4%)
・FCF:約110億ドル(予想:119.3億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース