2025年11月20日 23時01分
ダウ先物は417ドル高 エヌビディア決算でひとまずムード安定 9月分の米雇用統計を受け上げ幅伸ばす=米国株
米株価指数先物(12月限)(NY時間08:49)(日本時間22:49)
ダウ先物 46625(+417.00 +0.90%)
S&P500 6766.50(+105.00 +1.58%)
ナスダック100先物 25236.75(+515.00 +2.09%)
きょうの米株価指数先物市場、ダウ先物、S&P500、ナスダック100とも上昇。エヌビディア<NVDA>の決算を受けて、ひとまずムードが安定している。前日引け後のエヌビディアの好決算は市場に安心感を与えている。また、先ほど発表の9月分の米雇用統計を受けて上げ幅を伸ばしている。
エヌビディアのフアンCEOは「ブラックウェウの需要が桁違いに強い」と述べ、AIバブル論を否定し、同社は予想を上回る第4四半期の売上見通しを示していた。
力強いガイダンスは、慎重ムードが強まっていたAI関連への投資心理を押し上げており、時間外でAMD<AMD>やブロードコム<AVGO>などの半導体株、電力インフラ関連銘柄も上昇している。
一方、「エヌビディアの数字は依然として極めて力強いが、成長や市場シェアの観点で同社はすでにピークに達したのではないかという疑問も避けられない」と慎重な見解も聞かれた。
前日公表のFOMC議事録では、労働市場の減速とインフレのどちらがより大きなリスクかについてFRB内で意見が割れており、「今年はこれ以上の利下げは不要」とする委員が多数派を占めていた。短期金融市場では12月FOMCでの利上げ確率を35%程度まで大きく低下させていた。
しかし、先ほど発表の9月分の米雇用統計を受けて、利下げの確率が45%程度に上昇。非農業部門雇用者数(NFP)は予想を上回る増加を示していたものの、失業率が4.4%に上昇。また、NFPは8月分が減少に下方修正されていた。
ウォルマート<WMT>が時間外で上昇。取引開始前に8-10月期決算(第3四半期)を発表し、予想を上回る好調な内容を発表した。eコマースが消費減速を相殺した模様。
ボディケア用品販売のバス&ボディワークス<BBWI>が決算を受け時間外で大幅安。1株利益、売上高とも予想を下回った。ガイダンスも公表し、26年度の通期見通しを下方修正している。売上高は減収見通しに修正した。
医薬品のリジェネロン<REGN>が時間外で上昇。FDAが網膜静脈閉塞に伴う黄斑浮腫の治療薬として、同社の注射剤「アイリーアHD」を承認した。
(NY時間08:59)(日本時間22:59)時間外
ウォルマート<WMT> 104.15(+3.54 +3.52%)
リジェネロン<REGN> 733.00(+30.25 +4.30%)
バス&ボディワークス<BBWI> 17.39(-3.65 -17.35%)
アップル<AAPL> 270.05(+1.49 +0.55%)
マイクロソフト<MSFT> 493.21(+6.09 +1.25%)
アマゾン<AMZN> 227.74(+5.05 +2.27%)
アルファベットC<GOOG> 304.54(+11.55 +3.94%)
アルファベットA<GOOGL> 304.30(+11.49 +3.92%)
テスラ<TSLA> 413.10(+9.11 +2.26%)
メタ<META> 602.00(+11.68 +1.98%)
エヌビディア<NVDA> 196.06(+9.54 +5.11%)
AMD<AMD> 231.32(+7.77 +3.48%)
イーライリリー<LLY> 1048.40(-1.20 -0.11%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ダウ先物 46625(+417.00 +0.90%)
S&P500 6766.50(+105.00 +1.58%)
ナスダック100先物 25236.75(+515.00 +2.09%)
きょうの米株価指数先物市場、ダウ先物、S&P500、ナスダック100とも上昇。エヌビディア<NVDA>の決算を受けて、ひとまずムードが安定している。前日引け後のエヌビディアの好決算は市場に安心感を与えている。また、先ほど発表の9月分の米雇用統計を受けて上げ幅を伸ばしている。
エヌビディアのフアンCEOは「ブラックウェウの需要が桁違いに強い」と述べ、AIバブル論を否定し、同社は予想を上回る第4四半期の売上見通しを示していた。
力強いガイダンスは、慎重ムードが強まっていたAI関連への投資心理を押し上げており、時間外でAMD<AMD>やブロードコム<AVGO>などの半導体株、電力インフラ関連銘柄も上昇している。
一方、「エヌビディアの数字は依然として極めて力強いが、成長や市場シェアの観点で同社はすでにピークに達したのではないかという疑問も避けられない」と慎重な見解も聞かれた。
前日公表のFOMC議事録では、労働市場の減速とインフレのどちらがより大きなリスクかについてFRB内で意見が割れており、「今年はこれ以上の利下げは不要」とする委員が多数派を占めていた。短期金融市場では12月FOMCでの利上げ確率を35%程度まで大きく低下させていた。
しかし、先ほど発表の9月分の米雇用統計を受けて、利下げの確率が45%程度に上昇。非農業部門雇用者数(NFP)は予想を上回る増加を示していたものの、失業率が4.4%に上昇。また、NFPは8月分が減少に下方修正されていた。
ウォルマート<WMT>が時間外で上昇。取引開始前に8-10月期決算(第3四半期)を発表し、予想を上回る好調な内容を発表した。eコマースが消費減速を相殺した模様。
ボディケア用品販売のバス&ボディワークス<BBWI>が決算を受け時間外で大幅安。1株利益、売上高とも予想を下回った。ガイダンスも公表し、26年度の通期見通しを下方修正している。売上高は減収見通しに修正した。
医薬品のリジェネロン<REGN>が時間外で上昇。FDAが網膜静脈閉塞に伴う黄斑浮腫の治療薬として、同社の注射剤「アイリーアHD」を承認した。
(NY時間08:59)(日本時間22:59)時間外
ウォルマート<WMT> 104.15(+3.54 +3.52%)
リジェネロン<REGN> 733.00(+30.25 +4.30%)
バス&ボディワークス<BBWI> 17.39(-3.65 -17.35%)
アップル<AAPL> 270.05(+1.49 +0.55%)
マイクロソフト<MSFT> 493.21(+6.09 +1.25%)
アマゾン<AMZN> 227.74(+5.05 +2.27%)
アルファベットC<GOOG> 304.54(+11.55 +3.94%)
アルファベットA<GOOGL> 304.30(+11.49 +3.92%)
テスラ<TSLA> 413.10(+9.11 +2.26%)
メタ<META> 602.00(+11.68 +1.98%)
エヌビディア<NVDA> 196.06(+9.54 +5.11%)
AMD<AMD> 231.32(+7.77 +3.48%)
イーライリリー<LLY> 1048.40(-1.20 -0.11%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース