（NY時間10:26）（日本時間00:26）
チェグ<CHGG>　1.06（-0.51　-32.37%）

　オンライン教育のチェグ<CHGG>が急落。前日引け後に１０－１２月期決算（第４四半期）を発表し、１株利益、売上高とも予想を若干上回った。ただ、株価は冴えない反応。第１四半期のガイダンスも公表し、予想を下回る売上高見通しを示したことが嫌気されている。

　また、同社は戦略的見直しプロセスを開始すると発表し、グーグルに対して苦情を申し立てた。グーグルが同社に流れていたトラフィックを不当に保持していると主張している。

　アナリストは「同社は依然として長期的および競争上の逆風に直面しており、第１四半期の見通しは予想よりも低調だ。生成ＡＩからの競争がトラフィックの逆風となっている一方、サブスクリプションは安定している」と述べた。

（１０－１２月・第４四半期）
・１株利益（調整後）：0.17ドル（予想：0.16ドル）
・売上高：1.44億ドル（予想：1.42億ドル）
　　　サブスク：1.29億ドル
・粗利益率：68％

（１－３月・第１四半期見通し）
・売上高：1.14～1.16億ドル（予想：1.39億ドル）
　　　サブスク：1.04～1.06億ドル
・粗利益率：66～67％
・EBITDA（調整後）：1300～1400万ドル（予想：3400万ドル）

【企業概要】
　米国で、高校生から大学・大学院生までを対象に、サブスクリプション方式による学習プラットフォームを提供する。授業準備・試験対策に加え、課題用図書等資料購入の為の入金管理や時間・場所を選ばずライブで教科の質問ができるなどのほか電子版教科書等の関連サービスも提供する。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース