2025年10月22日 0時43分
ロッキード、好決算も下落 通期FCFの見通しや第4四半期の見通しがやや失望も=米国株個別
(NY時間11:43)(日本時間00:43)
ロッキード<LMT> 486.05(-19.85 -3.92%)
ロッキード・マーチン<LMT>が下落。取引開始前に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。通期のガイダンスも公表し、1株利益、売上高とも見通しを上方修正している。ミサイルおよび宇宙関連部門の利益拡大が寄与した。
タイクレットCEOは、米国のミサイル防衛プロジェクト「ゴールデン・ドーム」が将来の成長ドライバーになると述べ、受注残高が過去最高の1790億ドルに達していると明らかにした。
ただ、株価は冴えない反応。フリーキャッシュフロー(FCF)の見通しを下方修正したことが嫌気されている模様。また、新たなガイダンスに基づく第4四半期の1株利益は約6.60ドルと推測され、市場予想の6.80ドルをやや下回る点も投資家の失望を誘った可能性があるとの評価も出ている。
(7-9月・第3四半期)
・1株利益:6.95ドル(予想:6.80ドル)
・売上高:186.1億ドル 8.8%増(予想:185.0億ドル)
ミサイル・火器管制:36.2億ドル(予想:35.5億ドル)
航空機:72.6億ドル(予想:71.2億ドル)
回転翼・ミッションシステム:43.7億ドル(予想:46.0億ドル)
宇宙:33.6億ドル(予想:32.3億ドル)
・営業利益:22.8億ドル(予想:21.8億ドル)
・FCF:33.5億ドル(予想:30億ドル)
・受注残:1790.7億ドル(8.1%増)
・F-35納入数:46機
(通期見通し)
・1株利益:22.15~22.35ドル(従来:21.70~22.00ドル)(予想:21.88ドル)
・売上高:742.5~747.5億ドル(従来:737.5~747.5億ドル)(予想:743.1億ドル)
・事業部門営業利益:66.8~67.3億ドル(従来:66.0~67.0億ドル)
・FCF:約66億ドル(従来:66~68億ドル)(予想:65.3億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ロッキード<LMT> 486.05(-19.85 -3.92%)
ロッキード・マーチン<LMT>が下落。取引開始前に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。通期のガイダンスも公表し、1株利益、売上高とも見通しを上方修正している。ミサイルおよび宇宙関連部門の利益拡大が寄与した。
タイクレットCEOは、米国のミサイル防衛プロジェクト「ゴールデン・ドーム」が将来の成長ドライバーになると述べ、受注残高が過去最高の1790億ドルに達していると明らかにした。
ただ、株価は冴えない反応。フリーキャッシュフロー(FCF)の見通しを下方修正したことが嫌気されている模様。また、新たなガイダンスに基づく第4四半期の1株利益は約6.60ドルと推測され、市場予想の6.80ドルをやや下回る点も投資家の失望を誘った可能性があるとの評価も出ている。
(7-9月・第3四半期)
・1株利益:6.95ドル(予想:6.80ドル)
・売上高:186.1億ドル 8.8%増(予想:185.0億ドル)
ミサイル・火器管制:36.2億ドル(予想:35.5億ドル)
航空機:72.6億ドル(予想:71.2億ドル)
回転翼・ミッションシステム:43.7億ドル(予想:46.0億ドル)
宇宙:33.6億ドル(予想:32.3億ドル)
・営業利益:22.8億ドル(予想:21.8億ドル)
・FCF:33.5億ドル(予想:30億ドル)
・受注残:1790.7億ドル(8.1%増)
・F-35納入数:46機
(通期見通し)
・1株利益:22.15~22.35ドル(従来:21.70~22.00ドル)(予想:21.88ドル)
・売上高:742.5~747.5億ドル(従来:737.5~747.5億ドル)(予想:743.1億ドル)
・事業部門営業利益:66.8~67.3億ドル(従来:66.0~67.0億ドル)
・FCF:約66億ドル(従来:66~68億ドル)(予想:65.3億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース