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    2026年4月29日 23時29分

    バイオジェン、決算受け上昇 「レケンビ」が好調=米国株個別

    (NY時間10:24)(日本時間23:24)
    バイオジェン<BIIB> 189.08(+5.70 +3.11%)

     バイオジェン<BIIB>が上昇。取引開始前に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、通期ガイダンスでは1株利益の見通しを下方修正している。アペリス買収に伴う一時的な費用を計上した。

     今回の決算は、日本のエーザイ<4523>と共同開発・販売しているアルツハイマー治療薬「レカネマブ(商品名:レケンビ)」の成長とコスト削減が多発性硬化症(MS)事業の減速を補っていることが示された。

     同社の製品売上の約半分を占めるMS薬は後発薬との競争に直面しており、今回の結果はその減少をどう補うかを懸念していた投資家にとっては前向きな材料となった模様。

     レケンビの売上は74%増となっている。同薬は自宅で投与可能な新しい注射型の承認が得られれば、さらに販売拡大が見込まれる。FDAの判断は来月にも予定されている。承認直後は医療体制上の課題やイーライリリー<LLY>の競合薬との競争で立ち上がりが遅れていたが、販売は本格化しつつあるようだ。

    (1-3月・第1四半期)
    ・1株利益(調整後):3.57ドル(予想:2.93ドル)
    ・売上高:24.8億ドル 1.9%増(予想:22.5億ドル)
      製品売上高:17.5億ドル(予想:16.1億ドル)
       多発性硬化症:9.58億ドル 0.5%増(予想:8.42億ドル)
        フマル酸系:2.89億ドル 16%減(予想:2.72億ドル)
         テクフィデラ:1.10億ドル 47%減
         ビュメリティ:1.79億ドル 29%増(予想:1.62億ドル)
        インターフェロン:2.28億ドル 0.5%増(予想:2.09億ドル)
         アボネックス:1.63億ドル 2.2%減(予想:1.54億ドル)
         プレグリディ:0.64億ドル 8.1%増(予想:0.56億ドル)
        タイサブリ:4.42億ドル 16%増(予想:3.54億ドル)
       スピンラザ:3.74億ドル 12%減(予想:3.77億ドル)
       ベネパリ:1.22億ドル 9.7%増(予想:1.02億ドル)
       イムラルディ:0.50億ドル 4.6%増(予想:0.42億ドル)
       フリクサビ:0.11億ドル 20%減(予想:0.10億ドル)
       レカネマブ(レケンビ):1.68億ドル(予想:1.51億ドル)
    ・販管費(調整後):6.00億ドル

    (通期見通し)
    ・1株利益(調整後):14.25~15.25ドル(従来:15.25~16.25ドル)
    ・売上高:1桁台半ばの減収

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース