2025年7月16日 22時04分
ダウ先物は上昇 米PPIが予想外の前月比変わらず=米国株
米株価指数先物(9月限)(NY時間08:53)(日本時間21:53)
ダウ先物 44421(+174.00 +0.39%)
S&P500 6300.00(+16.00 +0.25%)
ナスダック100先物 23080.75(+24.00 +0.10%)
きょうの米株価指数先物市場で、ダウ先物、S&P500、ナスダック100とも上昇。先ほど発表の6月の米生産者物価指数(PPI)が予想外の前月比変わらずとなったことから、米株式市場はポジティブな反応を見せている。本日は反発して始まりそうだ。
PPIについては特に、サービス価格の下落が寄与。これは企業が輸入関税によるコスト増の一部を吸収している可能性があることを示唆している。市場は前日のCPIの見方を反転させており、インフレ圧力が抑制されつつある兆候と受け止め、前日後退したFRBの年内利下げの可能性をやや復活させている。
取引開始前に前日に引き続き大手銀の決算が発表になった。4月以降のトランプ関税による市場の急変で、トレーディングが活発化し、収入が増加している。バンカメ<BAC>のトレーディング収入が過去最高を記録したほか、ゴールドマン<GS>の株式トレーディング部門も過去最高の収入を記録し、2四半期連続の記録更新となった。ともに株価は上昇。
一方、モルガン・スタンレー<MS>も主力のウェルズマネジメント部門が好調だったほか、株式トレーシング収入は過去最高を更新。ただ、投資銀行部門は減収となり、株価は軟調に推移。
今回の大手銀の決算については、前日のJPモルガン<JPM>、シティグループ<C>、ウェルズ・ファーゴ<WFC>を含めて、概ね同様の傾向を見せ、堅調な内容となっている。ただ、大手銀株はすでに年初来から株価が上昇しており、強い反応までは見られていない。
ジョンソン&ジョンソン<JNJ>が決算を受け時間外で上昇。取引開始前に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。通期のガイダンスも公表し、1株利益、売上高とも予想を上方修正している。業務運営の好調と為替の追い風を要因に挙げた。
(NY時間09:03)(日本時間22:03)時間外
バンカメ<BAC> 46.48(+0.33 +0.72%)
ゴールドマン<GS> 706.00(+3.49 +0.50%)
モルガン・スタンレー<MS> 138.98(-2.61 -1.84%)
ジョンソン&ジョンソン<JNJ> 157.90(+2.73 +1.76%)
アップル<AAPL> 210.00(+0.89 +0.43%)
マイクロソフト<MSFT> 505.90(+0.08 +0.02%)
アマゾン<AMZN> 225.89(-0.46 -0.20%)
アルファベットC<GOOG> 184.69(+1.59 +0.87%)
アルファベットA<GOOGL> 183.48(+1.48 +0.81%)
テスラ<TSLA><TSLA> 312.71(+1.93 +0.62%)
メタ<META><META> 714.18(+3.79 +0.53%)
エヌビディア<NVDA> 171.07(+0.37 +0.22%)
AMD<AMD> 155.25(-0.36 -0.23%)
イーライリリー<LLY> 773.00(+1.25 +0.16%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ダウ先物 44421(+174.00 +0.39%)
S&P500 6300.00(+16.00 +0.25%)
ナスダック100先物 23080.75(+24.00 +0.10%)
きょうの米株価指数先物市場で、ダウ先物、S&P500、ナスダック100とも上昇。先ほど発表の6月の米生産者物価指数(PPI)が予想外の前月比変わらずとなったことから、米株式市場はポジティブな反応を見せている。本日は反発して始まりそうだ。
PPIについては特に、サービス価格の下落が寄与。これは企業が輸入関税によるコスト増の一部を吸収している可能性があることを示唆している。市場は前日のCPIの見方を反転させており、インフレ圧力が抑制されつつある兆候と受け止め、前日後退したFRBの年内利下げの可能性をやや復活させている。
取引開始前に前日に引き続き大手銀の決算が発表になった。4月以降のトランプ関税による市場の急変で、トレーディングが活発化し、収入が増加している。バンカメ<BAC>のトレーディング収入が過去最高を記録したほか、ゴールドマン<GS>の株式トレーディング部門も過去最高の収入を記録し、2四半期連続の記録更新となった。ともに株価は上昇。
一方、モルガン・スタンレー<MS>も主力のウェルズマネジメント部門が好調だったほか、株式トレーシング収入は過去最高を更新。ただ、投資銀行部門は減収となり、株価は軟調に推移。
今回の大手銀の決算については、前日のJPモルガン<JPM>、シティグループ<C>、ウェルズ・ファーゴ<WFC>を含めて、概ね同様の傾向を見せ、堅調な内容となっている。ただ、大手銀株はすでに年初来から株価が上昇しており、強い反応までは見られていない。
ジョンソン&ジョンソン<JNJ>が決算を受け時間外で上昇。取引開始前に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。通期のガイダンスも公表し、1株利益、売上高とも予想を上方修正している。業務運営の好調と為替の追い風を要因に挙げた。
(NY時間09:03)(日本時間22:03)時間外
バンカメ<BAC> 46.48(+0.33 +0.72%)
ゴールドマン<GS> 706.00(+3.49 +0.50%)
モルガン・スタンレー<MS> 138.98(-2.61 -1.84%)
ジョンソン&ジョンソン<JNJ> 157.90(+2.73 +1.76%)
アップル<AAPL> 210.00(+0.89 +0.43%)
マイクロソフト<MSFT> 505.90(+0.08 +0.02%)
アマゾン<AMZN> 225.89(-0.46 -0.20%)
アルファベットC<GOOG> 184.69(+1.59 +0.87%)
アルファベットA<GOOGL> 183.48(+1.48 +0.81%)
テスラ<TSLA><TSLA> 312.71(+1.93 +0.62%)
メタ<META><META> 714.18(+3.79 +0.53%)
エヌビディア<NVDA> 171.07(+0.37 +0.22%)
AMD<AMD> 155.25(-0.36 -0.23%)
イーライリリー<LLY> 773.00(+1.25 +0.16%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース