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    2026年1月15日 16時11分

    東京株式(大引け)=230円安と4日ぶり反落、半導体株軟調もTOPIXは連日最高値

     15日の東京株式市場は米ハイテク株安を受けてAI・半導体関連株に利益確定売りがかさんだものの、日経平均株価は下げ渋った。衆院解散・総選挙の観測を背景に先高期待は根強く、東証株価指数(TOPIX)は連日で最高値を更新した。
     
     大引けの日経平均株価は前営業日比230円73銭安の5万4110円50銭と4日ぶりに反落。プライム市場の売買高概算は24億4526万株、売買代金概算は6兆9627億円。値上がり銘柄数は1163、対して値下がり銘柄数は397、変わらずは43銘柄だった。

     前日の米国市場では、エヌビディア<NVDA>製の先端半導体に関して中国税関当局が輸入を許可しないように指示したとの報道を受けてハイテク関連株が売られ、ナスダック総合株価指数は1%安となった。この流れを東京市場は引き継ぐ格好となり、AIや半導体関連への売り圧力が高まった。一方、過去の解散・総選挙のほとんどの局面で日本株が上昇した経験則から強気ムードに変化はなく、プライム市場の値上がり銘柄数は全体の7割を超えたほか、東証グロース市場250指数は急反発し上昇率は3.6%超。投資家の物色意欲が顕在化するなか、レアアース関連の一角が連日でストップ高を演じた。この日、半導体受託生産大手である台湾積体電路製造(TSMC)<TSM>が発表した25年10~12月期決算は大幅な最終増益となり、純利益の水準は市場予想を上回った。後場後半にTSMCの好決算が伝わると投資家心理にプラスに働き、朝方に一時600円を超す下げとなった日経平均は下げ幅を縮小した。

     個別では、アドバンテスト<6857>やソフトバンクグループ<9984>が値を下げ、ディスコ<6146>が軟調。ファーストリテイリング<9983>やKDDI<9433>、大成建設<1801>が株価水準を切り下げたほか、東京電力ホールディングス<9501>やJR東日本<9020>、ファナック<6954>が冴えない展開。石油資源開発<1662>や大黒天物産<2791>、TIS<3626>が下値を探り、SHIFT<3697>が続急落。ホシザキ<6465>や不二越<6474>が大幅安となった。

     半面、トヨタ自動車<7203>や三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が頑強。売買代金トップのキオクシアホールディングス<285A>が底堅く推移し、三菱重工業<7011>や任天堂<7974>、東京エレクトロン<8035>がしっかり。JX金属<5016>や良品計画<7453>が値を飛ばし、東邦亜鉛<5707>や第一稀元素化学工業<4082>、東洋エンジニアリング<6330>がストップ高となった。

    出所:MINKABU PRESS