バイオ医薬品のイミュノーム<IMNM>が大幅高。モルフィミューン社との合併合意と、標的がん治療薬開発のための１億２５００万ドルの第三者割当増資を同時に発表した。

　モルフィミューン社のＣＥＯで元シーゲン<SGEN>の共同創業者のシーガル氏が合併会社の会長兼ＣＥＯに就任する。合併と第三者割当増資は第３四半期末までに完了する見込み。合併後１８カ月以内に３つの新薬臨床試験開始（ＩＮＤ）を申請する予定。

【企業概要】
　独自のヒトメモリーＢ細胞プラットフォームを用い、新しい治療用抗体とその標的を特定し、抗体治療薬の開発を行う。免疫チェックポイント阻害剤IL-38をターゲットとした 独自の新薬発見プログラムIMM-ONC-01により、新薬の開発を進め、感染症の新しい治療法への応用も目指す。

（NY時間11:11）
イミュノーム<IMNM>　7.45（+1.54　+26.06%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美