ヘルスケアサービスのヘルスエクイティ<HQY>が大幅高。前日引け後に２－４月期決算（第１四半期）を発表し、１株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の売上高および１株利益の見通しを大幅に上方修正している。

　同社のケスラーＣＥＯは声明で、「第１四半期の好業績により、変動金利債務５０００万ドルを繰り上げ返済することができた」と述べた。同社は第１四半期に１３万４０００人の医療貯蓄口座（ＨＳＡ）の会員を新規に獲得したという。４月３０日現在のＨＳＡ資産総額は２２３億ドルで、前年比１０％増となった。

（２－４月・第１四半期）
・1株利益（調整後）：0.50ドル（予想：0.41ドル）
・売上高：2.44億ドル（予想：2.39億ドル）
・EBITDA（調整後）：0.87億ドル（予想：0.78億ドル）

（通期見通し）
・1株利益（調整後）：1.88～1.97ドル（従来：1.74～1.87ドル）（予想：1.75ドル）
・売上高：9.75～9.85億ドル（従来：9.60～9.75億ドル）（予想：9.67億ドル）
・EBITDA（調整後）：3.33～3.43億ドル（従来：3.20～3.35億ドル）（予想：3.28億ドル）

【企業概要】
　米国内で個人、および大小規模の雇用主や福利厚生プロバイダー向けに、ヘルスケア関連費用におけるテクノロジー対応サービスプラットフォームを提供。消費者の税制優遇された医療貯蓄口座の管理、治療オプションの比較、遠隔医療給付へのアクセス、医療費支払サービス、臨床情報などを提供する。

（NY時間10:07）
ヘルスエクイティ<HQY>　65.25（+6.41　+10.89%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美