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    2026年4月8日 8時12分

    株価指数先物【寄り前】 「米国のイラン攻撃2週間停止」がトリガーに

    大阪3月限ナイトセッション
    日経225先物 54040 +460 (+0.85%)
    TOPIX先物 3689.5 +26.0 (+0.70%)
    シカゴ日経平均先物 53960 +380
    (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

     7日の米国市場は、NYダウが下落した一方で、 S&P500ナスダックは上昇。イランが米国との直接的な停戦交渉を打ち切ったと報じられるなかで売りが先行して始まり、NYダウの下落幅は450ドルを超える場面もみられた。ただ、パキスタンのシャリフ首相が、トランプ米大統領に期限を2週間延長するよう要請するとSNSに投稿したほか、イランにはこの間、ホルムズ海峡を開放するよう求めるとの報道が伝わると、買い戻しが入り下落幅を縮めた。NY原油先物価格は一時1バレル=117ドル台に乗せる場面もあり、株式相場の重荷になった。

     NYダウ構成銘柄ではユナイテッドヘルス・グループ<UNH>の上昇率が9%を超えたほか、シェブロン<CVX>、JPモルガン・チェース<JPM>、アマゾン・ドット・コム<AMZN>、キャタピラー<CAT>が買われた。半面、ウォルマート<WMT>、ナイキ<NKE>、ホームデポ<HD>、アップル<AAPL>、ハネウェル・インターナショナル<HON>が軟調。

     シカゴ日経平均先物(6月限)の清算値は、大阪比380円高の5万3960円だった。7日取引終了後の日経225先物(6月限)のナイトセッションは、日中比40円高の5万3620円で始まった。直後につけた5万4110円を高値に軟化し、米国市場の取引開始後には5万2850円まで下落幅を広げる場面もみられた。ただ、売り一巡後は終盤にかけてショートカバーが入る形で切り返し、日中比460円高の5万4040円でナイトセッションの取引を終えた。

     日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まりそうだ。トランプ大統領がイランに提示している攻撃猶予の期限(日本時間8日午前9時)が迫るなか、8日朝に「トランプ大統領が条件付きでイランへの攻撃を2週間停止することに同意すると表明した」と報じられており、これがトリガーになる形で大きく変動する可能性が高い。

     日経225先物はナイトセッションで5万2850円まで売られる場面もみられたが、終盤にかけての切り返しにより25日移動平均線(5万3420円)、75日線(5万3550円)を上回って終えた。ボリンジャーバンドが収れんするなかで+1σ(5万4520円)辺りが意識されやすく、攻撃猶予の期限が再延期されたことで、同バンド突破から+2σ(5万5620円)が射程に入ってきそうだ。

     オーバーシュート気味の荒い値動きを考慮しつつ、オプション権利行使価格の5万1000円から5万5000円での広めのレンジを想定。

     米VIX指数は25.78(6日は24.17)に上昇した。一時28.00まで切り上がる場面もみられたが、その後は上げ幅を縮め、25日線(25.60)を挟んでの推移となった。終値で25日線を上回ってきており、同線を明確に上抜けてくると、リスク回避姿勢を強めることになりそうだ。

     昨日のNT倍率は先物中心限月で14.62倍(6日は14.66倍)に低下した。朝方は14.67倍に上昇する場面もみられたが、下向きで推移する-1σ(14.64倍)に上値を抑えられている。アドバンテスト<6857>[東証P]など値がさハイテク株は堅調だったが、インパクト自体は限られており、スプレッドは狙いにくい状況だった。ただ、200日線(14.55倍)近辺で底堅さがみられているため、NTショートに振れる展開としても、同線に接近する局面ではリバランスが入りやすいだろう。

    株探ニュース