（NY時間14:10）（日本時間04:10）
ロックウェル・オートメーション<ROK>　304.46（+36.06　+13.43%）

　産業オートメーションのソリュ―ジョンを提供するロックウェル・オートメーション<ROK>が大幅高。取引開始前に１０－１２月期決算（第１四半期）を発表し、１株利益が予想を大きく上回った。ただ、ガイダンスでは売上高見通しを下方修正している。アナリストは利益と受注動向をポジティブな材料として指摘し、経営陣の見通しは保守的と評した。

　「利益の高さが好調な業績を牽引し、同社はコスト管理と業務効率の向上に重点的に取り組んできたことが奏功している」と述べている。「同社は通期の１株利益の見通しを維持したが、売上高の予測は下方修正した」と指摘している。

（１０－１２月・第１四半期）
・１株利益（調整後）：1.83ドル（予想：1.56ドル）
・売上高：18.8億ドル 8.3％減（予想：18.8億ドル）
・既存事業売上高：8％減
・FCF：2.93億ドル

（通期見通し）
・売上高：5.5％減～0.5％増（従来：4％減～2％増）
・１株利益（調整後）：8.60～9.80ドルを維持（予想：9.15ドル）
・既存事業売上高：4％減～2％増を維持

【企業概要】
　産業オートメーションとDXに特化したソリューションを設計・製造・提供する。ドライブ・高度マテリアルハンドリング・センサー等のインテリジェントデバイス、制御及び視覚化ソフトウェアとハードウェア、ネットワークとセキュリティインフラ、デジタルコンサルティング、受注設計ソリューション等を手掛ける。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース