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    2026年1月22日 0時17分

    ジョンソン&ジョンソン、決算受け下落 薬品の販売がまちまちだった点が嫌気=米国株個別

    (NY時間10:14)(日本時間00:14)
    ジョンソン&ジョンソン<JNJ> 215.56(-2.65 -1.21%)

     ジョンソン&ジョンソン<JNJ>が下落。取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、売上高は予想を上回ったものの、1株利益は予想を下回った。ガイダンスも公表し、26年の売上高は5.4-6.4%増を見込んでいる。複数の新しいがん治療薬の力強い成長が寄与した。ただ、薬品の販売がまちまちだった点が嫌気されている模様。

     一方、一部主力薬のホワイトハウスとの値引き合意にもかかわらず、26年通期の売上高見通しは予想を上回る水準を示した。トランプ政権が薬価を引き下げたとしても、製薬業界が好調を維持できる可能性を示唆している。

     ただ、ウォルクCFOは「薬価合意に至るために行った譲歩は数億ドル規模に上る」と述べたが、内容は機密として詳細は明らかにしなかった。「決して小さな話ではない」と語っていた。

     それでも新薬は着実に成長し、価格合意の影響がある中でも予想を上回るガイダンスを提示できるとの自信に繋がっている。乾せん治療薬ステラーラなどの旧来の主力薬はバイオシミラーとの競争で売上が急減しているものの、がん治療薬が売上の大きな牽引役となっている。

     第4四半期には6種類のがん治療薬がいずれも20%超の売上成長を記録し、骨髄がん(多発性骨髄腫)治療薬ダラザレックスは26.6%増、同じく多発性骨髄腫向けの細胞治療薬カルビクティは65%超の急増となった。また、同社は医療機器分野でも高成長領域への集中を進めており、昨年10月には整形外科部門を18-24カ月以内に分離し、より成長性の高い機器事業に注力する方針を示している。

    (10-12月・第4四半期)
    ・1株利益(調整後):2.46ドル(予想:2.47ドル)
    ・売上高:245.6億ドル 9.1%増(予想:241.5億ドル)
      医療機器:88.0億ドル(予想:86.7億ドル)
      医薬品:157.6億ドル 10%増(予想:154.5億ドル)
       イムブルビカ:6.84億ドル(予想:6.71億ドル)
       インベガ・サステナ:9.86億ドル
       ダラザレックス:39.0億ドル(予想:37.5億ドル)
       アーリーダ:9.59億ドル(予想:9.50億ドル)
       トレムフィア:15.9億ドル(予想:13.8億ドル)
       レミケード:3.70億ドル(予想:4.03億ドル)
       ステラーラ:12.3億ドル(予想:13.6億ドル)
       ザイティガ:1.19億ドル(予想:1.05億ドル)
       イグザレルト:6.87億ドル(予想:6.71億ドル)
       シンポニー:6.32億ドル(予想:6.52億ドル)
    ・研究開発費:42.5億ドル

    (通期見通し)
    ・1株利益(調整後):11.43~11.63ドル
    ・売上高:1000~1010億ドル(予想:988.8億ドル)

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース