（NY時間09:37）（日本時間23:37）
パランティア<PLTR>　105.99（-6.07　-5.42%）

　情報分析ソフトのパランティア<PLTR>が続落。同社株はＡＩ関連として注目を集め、年初来ですでに５０％近く上昇していたが、前日は１０％下落していた。前日に、トランプ政権が向こう５年間、年８％の防衛費削減計画をまとめるよう指示したと伝えられたことが響いた。

　同社は米国の主要な防衛請負業者の１つでもあり、他の同盟国政府や民間企業にも技術やＡＩ製品を提供している。米政府向けが売上高の半分余りを占めており、今回のトランプ政権の方針で影響をより大きく受ける可能性があるとの分析も出ている。

【企業概要】
　米国の防衛・諜報機関のアナリスト向けに、信号インテリジェンスソースから機密情報提供者のレポートに至るまでのデータパターンを識別するソフトウェアを提供する。また、同社のプラットフォームは、商業企業の大規模プロジェクト関連において、データの中央オペレーティングシステムにも対応する。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース