（NY時間11:13）（日本時間01:13）
カウチベース<BASE>　27.69（+0.79　+2.94%）

　データベース開発のカウチベース<BASE>が上昇。前日引け後に１０－１２月期決算（第４四半期）を発表し、売上高が予想を上回ったほか、ＥＢＩＴＤＡの赤字も予想ほどは膨らまなかった。年ベース経常収益（ＡＲＲ）も予想を上回っている。ガイダンスも公表し、第１四半期の売上高、ＡＲＲは伴に予想を上回る見通しを示した。

　アナリストは「今回の決算は、厳しい環境にもかかわらず同社が成長を加速させていることを示した。一方、ガイダンスでは、ＡＲＲの伸びが再び２０％以上に手の届くところにあることを示唆している」と述べた。

（１０－１２月・第４四半期）
・1株損益（調整後）：-0.06ドル（予想：-0.14ドル）
・売上高：5100万ドル（予想：4650万ドル）
・粗利益率（調整後）：90.4％（予想：87.1％）
・EBITDA（調整後）：-372万ドル（予想：-707万ドル）
・年ベース経常収益（ARR）：2.04億ドル（予想：2.00億ドル）

（１－３月・第１四半期見通し）
・売上高：4810～4890万ドル（予想：4700万ドル）
・年ベース経常収益（ARR）：2.06～2.09億ドル（予想：2.08億ドル）

（通期見通し）
・売上高：2.03～2.07億ドル（予想：2.05億ドル）
・年ベース経常収益（ARR）：2.35～2.40億ドル（予想：2.39億ドル）

【企業概要】
　企業が最高のスケールとパフォーマンスで最新のミッションクリティカルなアプリケーションを構築・管理・運用するための、モダンデータベースを提供する。データベースは汎用性が高く、単にクラウド上だけでなく、マルチクラウド、ハイブリッドクラウド、オンプレミス環境、エッジ等、多様な設定で動作する。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美