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    2025年11月22日 5時43分

    年末商戦の有望な小売株を探せ!=米国株個別

    (NY時間15:28)(日本時間05:28)
    ベスト・バイ<BBY> 76.83(+3.05 +4.13%)
    ファイブ・ビロウ<FIVE> 155.33(+6.14 +4.11%)

     アナリストは2025年の年末商戦の有望小売株としてベスト・バイ<BBY>とファイブ・ビロウ<FIVE>を最有力視している。同アナリストによると、今年の同期間の米小売売上高は前年比3.6%増と予測されており、前年から鈍化し、最近のトレンドからも減速している。これは消費者信頼感の低下や雇用環境の冷え込みなど、米景気の先行き不透明感を踏まえると妥当な動きだという。

     一方、現在の環境には大いに慎重になりつつも、年末商戦の明確な勝者は上記の2社だと指摘。

    【ベスト・バイが有望視される理由】
     例年この時期に同社を「強気銘柄」として挙げることが多いが、今年は例年以上に確度が高いとし、その理由を3点挙げている。

    1、ウィンドウズ11刷新サイクルが追い風となる
    2、スマートフォン販売が第4四半期にかけ引き続き拡大を予想。
    3、ニンテンドースイッチ2が牽引し、ゲーム販売が力強くなる

     同社株は年初来で10%下落。

    【ファイブ・ビロウが評価される理由】
     パークCEOのもとで進む同社の商品構成改善を最も高く評価。改善点の例としては以下が挙げられる。

    ・新商品の投入比率の引き上げ。
    ・ライセンス商品トレンドへの積極的な取り組み。
    ・「ファイブ・ビロウ」セクションだけでなく、通常ラインにも5ドル超の商品を配置

     同社は最近、「リロ&スティッチ」「ウィキッド:フォー・グッド」「マインクラフト・ムービー」などの映画作品との提携も進めている。さらに同アナリストは、マクロ環境の不透明感を背景に、消費者がより高価格帯から同社へトレードダウンする流れが追い風になると述べた。

     株価は年初来で46%上昇。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース