（NY時間09:48）（日本時間22:48）
マンＵ<MANU>　13.30（-1.24　-8.53%）

　英サッカープレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド<MANU>が下落。トッテナム・ホットスパーとの欧州リーグ決勝戦で敗北したことが嫌気されている。前日スペインのビルバオで行われた試合で１－０で敗れた。

　この敗北により、同クラブは来季のＵＥＦＡチャンピオンズリーグの出場権と２５億ユーロの賞金の一部を逃すことになる。同クラブは５０年ぶりの最低順位でシーズンを終える中で、厳しい１年を締めくくるものとなった。

　欧州の主要リーグで最も成績の悪い２チームが決勝で対戦するという珍しい事態が発生し、トッテナムのジョンソン選手の前半４２分のゴールがトッテナムの１７年ぶりのタイトル獲得を決定付けた。

　国内リーグでの不振を受けて、同クラブは来季の欧州大会出場権を逃した。これにより、チケット収入、商業契約、新選手獲得能力にも影響が及ぶと見られている。

　同社株は、今年度のサッカーシーズン開始以来１６％下落しており、ペレ指数の８％下落をアンダーパフォームしている。ペレ指数はマンチェスター・ユナイテッド、ユベントス、ベンフィカを含む１８の上場サッカークラブのパフォーマンスを追跡するベンチマーク。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース