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    2024年7月15日 17時00分

    株価指数先物 【週間展望】 ―「もしトラ」の物色が強まるとTOPIX型が優位に(訂正)

     今週の[[future/日経225先物|日経225先物]は、米国市場の動向に影響を受けやすい展開が見込まれる。12日の米国市場は主要な株価指数が上昇し、NYダウはおよそ2カ月ぶりに4万ドルを回復した。一時5月24日に付けた史上最高値4万0077ドルを上回る場面も見られた。7月の米ミシガン大学消費者態度指数が66.0と6月の68.2から低下し、市場予想(68.5程度)を下回った。また、1年先と5-10年先のインフレ期待がともに前月を下回っている。

     6月の米卸売物価指数(PPI)は若干予想を上回ったものの、前日発表の6月の米消費者物価指数(CPI)が前月比で低下したこともあり、インフレの落ち着きを示す内容と受け止められて、米連邦準備理事会(FRB)が9月にも利下げに動くとの観測が引き続き買い材料となった。米セントルイス連銀のムサレム総裁は、最近の統計データは金融当局が物価目標に向けて前進していることを示すとの見方を明らかにしている。

     一方で、米国では決算発表が本格化する。12日に4-6月期決算を発表したJPモルガン・チェース<JPM>は、純利益が前年同期比25%増と4四半期ぶりに過去最高益を記録した。ただし、2024年12月期通期の純金利収入の見通しが慎重と受け止められ、同社株は下落。また、同日に決算を発表したシティグループ<C>とウェルズ・ファーゴ<WFC>も下落しており、今週予定されるゴールドマン・サックス・グループ<GS>(15日)、バンク・オブ・アメリカ<BAC>、モルガン・スタンレー<MS>(16日)、ジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>(17日)、ネットフリックス<NFLX>(18日)、アメリカン・エキスプレス<AXP>(19日)などの決算動向の影響を受けやすいだろう。

     また、12日の米国市場ではエヌビディア<NVDA>など半導体株が反発した。前日には大きく下落しており、物色対象のローテーションが本格化するかが注目される。中小型株で構成されるラッセル2000指数は12日も上昇し、3日続伸した。大型株から中小型株への資金シフトが本格化すれば、東京市場でも指数インパクトの大きい値がさハイテク株の上値の重さが意識される可能性がありそうだ。

     日経225先物は12日に1200円下落し、取引終了後のナイトセッションでは一時4万1020円まで売られる場面もみらた。その後4万1480円まで買われたが、大阪比20円高の4万1190円で終えた。祝日取引では4万1380円まで買われた後は、4万1250円辺りで推移しており、1200円幅の急落後の反動としてはリバウンド力は弱い。ボリンジャーバンドの+1σ(4万1050円)処まで調整をみせたことで、今週は引き続きリバウンドが意識されてこよう。ただし、週足では+2σ(4万1420円)が抵抗線として機能する可能性が出てきており、+1σ(4万0290円)処までの調整は警戒しておく必要があろう。

     そのため、オプション権利行使価格の4万1250円を中心とした上下の権利行使価格4万1000円から4万1500円のレンジを想定する。米国でエヌビディアなど半導体株の買いが再び強まれば、先週末の下落に対するリバウンドが強まる可能性はありそうだ。

     米国の大統領選挙を11月に控えるなか、米共和党のドナルド・トランプ前大統領が演説中に銃撃された。事件直後、オンライン予測市場ではトランプ氏の当選確率が上昇している。「もしトラ」を睨んだ物色が意識されやすく、三菱重工業 <7011> [東証P]や川崎重工業 <7012> [東証P]など防衛関連には追い風との見方がある。そのため、相対的にTOPIX型優位の展開となる可能性がある。

     12日のVIX指数は12.46(前日は12.92)に低下した。一時12.11まで低下し、終値では12.55辺りに位置する25日移動平均線を下回って終えた。前日には一時13.33まで上昇する場面もみられたが、その後は25日線水準での攻防だった。いったんは75日線(13.77)、200日線(14.18)辺りが意識されてくる可能性はあるが、一方で再び12.00を下回ってくるようだと、リスク選好の流れに向かいやすいとみておきたい。

     なお、先週末のNT倍率は先物中心限月で14.21倍に低下した。先週は週初の上昇で75日線を上回り、14.20倍を突破すると、11日には一時14.47倍まで切り上がった。ただし、12日の急落によって14.21倍と安値で終えた。25日、75日、200日線が14.15~14.17倍辺りに位置しているため、これらの水準から反転をみせてくるかが注目されそうだ。

     7月第1週(7月1日-5日)の投資部門別売買動向によると、海外投資家は現物と先物の合算では2週連続の買い越しであり、買い越し額は8765億円(6月第4週は5964億円の買い越し)だった。なお、現物は1836億円の買い越し(同1239億円の買い越し)と2週連続の買い越しであり、先物は6928億円の買い越し(同4724億円の買い越し)と2週連続で買い越した。個人は現物と先物の合算で4904億円の売り越しで、2週連続の売り越し。信託銀行は現物と先物の合算で3911億円の売り越しとなり、7週連続の売り越しだった。

     経済スケジュールでは、16日に日銀金融政策決定会合議事録(1~6月分)、米国6月小売売上高、米国6月輸出入物価指数、米国5月企業在庫、17日に6月訪日外客数、米国6月住宅着工件数、米国6月鉱工業生産指数・設備稼働率、米国米地区連銀経済報告(ベージュブック)、18日に6月貿易収支、ECB(欧州中央銀行)政策金利、米国6月コンファレンス・ボード景気先行指数、19日に6月全国消費者物価指数などが予定されている。


    ――プレイバック・マーケット――

    ●SQ値
    08月限 日経225 32013.86  TOPIX  2278.68
    09月限 日経225 32921.39  TOPIX  2370.93
    10月限 日経225 32360.91  TOPIX  2326.75
    11月限 日経225 32454.88  TOPIX  2318.99
    12月限 日経225 32639.57  TOPIX  2343.77
    01月限 日経225 36025.97  TOPIX  2513.46
    02月限 日経225 37018.07  TOPIX  2563.93
    03月限 日経225 39863.92  TOPIX  2716.15
    04月限 日経225 39820.59  TOPIX  2766.89
    05月限 日経225 38509.47  TOPIX  2728.75
    06月限 日経225 38535.35  TOPIX  2714.56
    07月限 日経225 41531.26  TOPIX  2893.54

    ◆日経225先物(日足)
             始値   高値   安値   清算値  前日比
    24/09 07月12日  42290  42400  41170  41170  -1200
    24/09 07月11日  41950  42490  41900  42370  +430
    24/09 07月10日  41610  41960  41440  41940  +320
    24/09 07月09日  40890  41790  40880  41620  +770
    24/09 07月08日  40840  41120  40790  40850  -10

    ◇TOPIX先物(日足)
             始値   高値   安値   清算値  前日比
    24/09 07月12日  2924.5  2928.0  2883.0  2896.5  -32.5
    24/09 07月11日  2915.5  2952.5  2913.0  2929.0  +13.5
    24/09 07月10日  2895.5  2918.5  2886.5  2915.5  +19.0
    24/09 07月09日  2876.5  2909.5  2869.0  2896.5  +23.5
    24/09 07月08日  2884.0  2895.0  2867.5  2873.0  -12.0

    ●シカゴ日経平均 円建て
              清算値  前日大阪比
    07月12日(09月限) 41210  +40
    07月11日(09月限) 41560  -810
    07月10日(09月限) 42470  +530
    07月09日(09月限) 41515  -105
    07月08日(09月限) 40910  +60
    ※前日比は大阪取引所終値比

    □裁定取引に係る現物ポジション裁定残(金額)
            売り   前週末比   買い    前週末比
    07月05日    5035億円  +237億円 2兆5129億円  +1441億円
    06月28日    4797億円  +385億円 2兆3687億円  +2569億円
    06月21日    4412億円  +145億円 2兆1118億円  +734億円
    06月14日    4267億円  +758億円 2兆0384億円  -4321億円
    06月07日    3508億円  +30億円 2兆4705億円  -1145億円

    □裁定取引に係る現物ポジション(株数)
            売り      前日比  買い       前日比
    07月10日  1億3874万株   +1307万株  8億7405万株   -119万株
    07月09日  1億2567万株   +765万株  8億7525万株   +910万株
    07月08日  1億1802万株   -293万株  8億6614万株   -560万株
    07月05日  1億2095万株   -785万株  8億7175万株   +314万株
    07月04日  1億2881万株   +104万株  8億6860万株   +2515万株
    07月03日  1億2777万株   +1008万株  8億4345万株   +576万株
    07月02日  1億1768万株   -173万株  8億3769万株   +1365万株
    07月01日  1億1941万株   +788万株  8億2404万株   -614万株
    06月28日  1億1153万株    -86万株  8億3018万株   +447万株
    06月27日  1億1240万株   +824万株  8億2571万株   +1638万株
    06月26日  1億0415万株   +162万株  8億0932万株   +3871万株
    06月25日  1億0252万株   -248万株  7億7061万株   +1165万株
    06月24日  1億0501万株    -43万株  7億5895万株   +2458万株
    06月21日  1億0544万株   -360万株  7億3436万株   +406万株
    06月20日  1億0905万株    +80万株  7億3030万株   -10万株
    06月19日  1億0824万株    -47万株  7億3040万株   +424万株
    06月18日  1億0872万株   -297万株  7億2616万株   +1433万株
    06月17日  1億1169万株   +1079万株  7億1183万株   +1234万株

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