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    2024年4月11日 5時30分

    前日に「買われた株!」総ザライ (2) ―本日につながる期待株は?―

    ■日シス技術 <4323>  1,823円 (+66円、+3.8%)

     日本システム技術 <4323> [東証P]が大幅高で3日続伸。同社は9日の取引終了後、メディカルビッグデータを活用し、傷病に対する医薬品の処方率などを表示する統計ダッシュボードサービス「Medicine Tiger」を開発し、サービスの提供を始めたと発表。これを手掛かり視した買いが入ったようだ。マーケティング担当者による医薬品の処方動向の調査や、臨床試験向けのフィージビリティー・スタディー(事業化調査)などでの活用を想定。リソースの効率的な活用や研究開発の短期化につながるという。

    ■東電HD <9501>  1,077円 (+37円、+3.6%)

     東京電力ホールディングス <9501> [東証P]が大幅高で3日続伸。そのほか、北海道電力 <9509> [東証P]、九州電力 <9508> [東証P]などをはじめ電力株が全面高に買われた。米マイクロソフト <MSFT> が日本でデータセンター拡充を目的に2年間で29億ドル(日本円で約4400億円)を投じることが伝わったことで、東京株式市場では関連銘柄に幅広く投資資金が流入した。データセンター運営を行う企業のほか、空調工事などの設備投資関連にも物色の矛先が向いた。そのなか、データセンターの増設・稼働で膨大な電力消費が見込まれることから電力会社にも投資資金が流入した。柏崎刈羽原発の再稼働に向けた観測を背景に東電HDのほか、ラピダスの巨大半導体工場稼働を控え、泊原発再稼働の思惑が高まっている北海電などの商いが目立つ。

    ■イオンディラ <9787>  3,700円 (+120円、+3.4%)

     イオンディライト <9787> [東証P]が大幅高で4日続伸。9日の取引終了後に発表した25年2月期連結業績予想で、売上高3400億円(前期比4.7%増)、営業利益160億円(同5.0%増)、純利益104億円(同2.9%減)と営業増益を見込み、年間配当予想を前期比1円増の87円としたことが好感された。外注費や人件費などの上昇に伴うコスト増が見込まれるものの、提供サービスの拡大、未受託施設の受託、未受託資材の獲得などで顧客内シェアの拡大を図るほか、新規顧客開拓や省エネ関連工事をはじめとする各種工事の受託拡大などで売り上げ増を見込む。また、単価見直しの推進やアジア事業の収益性改善などにも取り組み、営業増益を見込む。なお、24年2月期決算は、売上高3248億2000万円(前の期比6.9%増)、営業利益152億3500万円(同3.7%減)、純利益107億700万円(同5.5%増)だった。同時に、上限を70万株(発行済み株数の1.44%)、または31億円とする自社株買いを実施すると発表しており、好材料視された。取得期間は4月22日から12月30日までで取得した自社株は消却する予定としている。

    ■AGS <3648>  880円 (+27円、+3.2%)

     AGS <3648> [東証S]が大幅高で3日続伸。10日午前10時ごろ、ALSOK <2331> [東証P]と業務提携し開発・提供している自治体向け「派出システム」(税公金受付システム)に関して、新たにビジコム(東京都新宿区)との連携を開始したと発表しており、好材料視された。AGSの派出システムは、地方公共団体の役所内に設置する派出窓口において、現金取り扱い及び納付書集計などを自動化するサービス。一方、ビジコムは全国の地方公共団体の税務課や住民課など多くの窓口業務において公金収納POSレジやセミセルフレジの導入の実績があり、今回の連携により、既にビジコムの公金収納POSレジやセミセルフレジ を使用中の地方公共団体には、レジを変更することなく「派出システム」を導入できるなどのメリットがあるとしている。

    ■インフォネ <4444>  1,205円 (+35円、+3.0%)

     インフォネット <4444> [東証G]が大幅反発。Webコンテンツ構築や運用・保守などを手掛け、人工知能(AI)分野も育成している。24年3月期は営業25%増益を見込むなど業績も好調だ。そうしたなか、9日に立正大学サイトでAI検索+チャットGPT要約回答の「Cogmo Enterprise 生成AI」サービスの提供開始したことを発表、これを材料視する買いを呼び込んだ。時価総額20億円台と小型で足の軽さに着目した短期筋の攻勢を誘導したようだ。

    ■ナイル <5618>  1,008円 (+27円、+2.8%)

     ナイル <5618> [東証G]が続伸。10日正午ごろ、生成AI導入支援サービスとして、マーケティング業務の効率化とサービス成長を目的とした「マーケティング業務特化型プラン」の提供を開始したと発表しており、好材料視された。同社では、生成AI導入支援サービスとして、導入から業務改善、事業成長を目的とした「生成AIコンサルティング」サービスを展開しており、「マーケティング業務特化型プラン」では2000社を超えるWebマーケティング支援実績から得たこれまでの知見と、生成AIを活用した自社メディア運用実績に基づきサービスを展開する予定。自社メディア運用に生成AIを導入することで、ウェブ記事のリライトの52%工数削減、ウェブ新規記事作成の38%工数削減などの効果があるとしている。

    ■ビーウィズ <9216>  2,283円 (+53円、+2.4%)

     ビーウィズ <9216> [東証P]が5日続伸。10日、クラウド型PBX(電話交換機)「Omnia LINK」の顧客管理システムにおいて、コールセンターのオペレーターと顧客との会話をテキスト化し、生成AIで要約する機能を搭載したと発表。システムの導入拡大を期待した買いが入ったようだ。要約は通話終了後、約30秒でシステムに反映され、要約精度は90%以上という。終話後に用件や案内内容をシステムに入力する「後処理時間」を短縮でき、1通話あたり3割程度の生産性改善が見込めるとしている。

    ■トレイダーズ <8704>  696円 (+16円、+2.4%)

     トレイダーズホールディングス <8704> [東証S]が3日続伸。10日午前11時30分ごろ、 iPS細胞由来の軟骨を利用した再生医療技術の実用化に取り組むArktus Therapeutics(京都市左京区)への出資を実行したと発表しており、好材料視された。インベストメントLab(東京都中央区)と共同で運営するコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンド「トレイダーズFinTech1号投資事業有限責任組合」を通じて出資を行った。Arktus社は、iPS細胞研究の先駆者である京都大学の知見と佐賀大学の先端的バイオ3Dプリント技術を融合させ、変形性膝関節症等を対象とした 再生医療技術の実用化を目指すベンチャーで、トレイダーズは今回の出資を通じて、一人ひとりのウェルビーイングな暮らしとサステナブルな社会の実現に貢献することを目指すとしている。

    ■ARM <8769>  414円 (+9円、+2.2%)

     アドバンテッジリスクマネジメント <8769> [東証S]が3日続伸。10日午前11時ごろ、ストレスチェックサービス「アドバンテッジ タフネス エンゲージメントプラス」と、各種健康データなどを集約できるデータマネジメントプラットフォーム「アドバンテッジ ウェルビーイング DXP」が、SBSホールディングス <2384> [東証P]に採用されたと発表しており、好材料視された。SBSHD及びそのグループ企業22社の従業員約1万7000人にストレスチェックが提供されることになり、グループ企業が同じ基準で従業員のエンゲージメント状態を把握できるようになるほか、サーベイ一本化によるオペレーションの効率化やコスト面でもメリットがあるとしている。

    ■Fブラザーズ <3454>  1,270円 (+21円、+1.7%)

     ファーストブラザーズ <3454> [東証S]が反発。9日の取引終了後、24年11月期第1四半期(23年12月-24年2月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比7.6%増の19億5500万円となったほか、経常損益は1億2900万円の黒字(前年同期は1億円の赤字)となった。黒字転換を好感した買いが入ったようだ。営業利益は同20倍の2億4000万円となった。投資銀行事業において賃貸収益が増加したほか、施設運営事業での売り上げも伸びて業績を押し上げた。

    ■イズミ <8273>  3,766円 (+41円、+1.1%)

     イズミ <8273> [東証P]が3日ぶり反発。9日取引終了後、24年2月期の期末配当予想を44円から45円へ増額すると発表した。中間配当の44円とあわせ、年89円(前の期87円)となる見込みだ。株主還元に対する姿勢を評価した買いが入った。

    ※10日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

    株探ニュース