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    2024年3月26日 7時51分

    株価指数先物【寄り前】 4万円割れで押し目待ち狙いのロング対応に

    大阪6月限ナイトセッション
    日経225先物 40180 +60 (+0.17%)
    TOPIX先物 2754.5 +3.0 (+0.10%)
    シカゴ日経平均先物 40130 +20
    (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

     25日の米国市場は、NYダウ S&P500ナスダックの主要な株価指数が下落。高値圏で推移するなか、米金融当局が重視する個人消費支出(PCE)の発表を週末に控えていることもあり、いったん利益を確定させる売りが優勢となった。また、欧州連合(EU)の欧州委員会がデジタル市場法(DMA)に基づき、アップル<AAPL>とアルファベット<GOOG>、メタプラットフォームズ<META>について調査を始めたと発表。DMAに違反していると判断されれば、巨額の制裁金が科される恐れもあるとして、規制強化への懸念が重荷となった。

     ただし、シカゴ連銀のグールズビー総裁が、年内3回の利下げを見込んでいるとの見解を述べたほか、米連邦準備理事会(FRB)のクック理事が「慎重な姿勢で対応することでインフレ率を2%に戻すことができる」との見解を示したことで、下値の堅さは意識された。S&P500業種別指数は自動車・同部品、エネルギー、電気通信サービスが上昇した一方で、ソフトウエア・サービス、家庭用品・パーソナル用品、運輸が下落。

     シカゴ日経平均先物(6月限)清算値は、大阪比20円高の4万0130円だった。日経225先物(6月限)のナイトセッションは日中比30円高の4万0140円で始まり、その後はショート優勢となり、米国市場の取引開始直前には一時3万9970円と4万円の大台を下回る場面も見られた。ただし、売り一巡後はリバウンドによりプラス圏を回復し、中盤には4万0260円まで買われた。終盤にかけて軟化したものの、4万0180円とプラスをキープしてナイトセッションの取引を終えた。

     シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、小動きで始まることになろう。ただし、日経225先物はナイトセッションで一時4万円の大台を割り込み、ボリンジャーバンドの+1σ(3万0980円)まで調整したことにより、押し目待ち狙いのロングを入れやすくなったと考えられる。+1σと+2σ(4万0730円)によるレンジが意識されるなか、ここからのショートは仕掛けづらいところである。

     また、大型テック株の弱さが重荷となるものの、エヌビディア<NVDA>やマイクロン・テクノロジー<MU>など半導体株の一角が堅調な展開だったこともあり、指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均株価を下支えする可能性もあるだろう。日経225先物は4万円割れを狙ったショートに追随するよりも、その後のカバーを狙ったロング対応になりそうだ。そのため、オプション権利行使価格の4万円から4万0375円辺りでのレンジを想定する。

     25日のVIX指数は13.19(前日は13.06)に上昇した。一時13.67まで上昇し、75日移動平均線(13.52)を上回る場面も見られた。ただ、その後は上げ幅を縮めており、先週の低下に対する反動を入れつつも、方向性としてはリスク選好からショートカバーが入りやすい需給状況とみておきたい。

     なお、25日のNT倍率は先物中心限月で14.57倍(前日は14.57)と横ばいだった。上向きで推移する25日線に上値を抑えられる形ながら、緩やかなリバウンドを形成している。期末要因からTOPIX型優位の展開が意識されやすいが、エヌビディアなど半導体株の一角が堅調な値動きをみせていることから、NTショートに振れにくいところである。配当志向の物色から配当再投資といった需給イベント通過後を想定したNTロングも入りやすいところだろう。

    株探ニュース