2024年3月4日 15時20分
話題株ピックアップ【夕刊】(3):クロスキャト、ブリッジG、アヴィレン
■クロスキャット <2307> 1,522円 +300 円 (+24.6%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率トップ
クロスキャット<2307>がストップ高。米国で人工知能(AI)関連株の人気が沸騰している。その流れを引き継ぐ形で東京市場でも同関連で出遅れる好実態株に投資マネーが集中している。金融業界向けで高い実績を有しクレジット関連案件で強みを発揮する同社だが、AI分野に経営資源を投下し積極展開を図っていることで知られる。AIを活用した音声コンテンツ生成システムの開発や、AI技術を使って小売業界向けに店舗の商品需要量や在庫量の予測サービスを開始するなど、新境地を開拓している。業績も急成長局面に突入しており、AI関連相場に乗って足もとで存在感を一気に顕在化させた。
■ブリッジG <9225> 1,760円 +300 円 (+20.6%) ストップ高 本日終値
ブリッジコンサルティンググループ<9225>が急騰。経営管理の課題解決を支援するコンサルティング会社で、企業買収や提携などを駆使し業容拡大に貪欲な姿勢をみせる。前週末1日取引終了後、アミューズメント事業を国内外で展開するGENDA<9166>との業務提携契約の締結を発表、これが株価を強く刺激する格好となった。GENDAもM&Aによるエンタメ事業規模の拡大に積極的で、今回の提携ではM&A戦略を通じた相互事業の発展を目指す構えにある。なお、きょうはGENDAも大きく買われた。
■WHDC <3823> 48円 +8 円 (+20.0%) 本日終値
1日に発表した「電力発電及び供給会社設立へ契約締結」が買い材料。
環境価値付き電力発電及び供給会社設立に向けた秘密保持契約を締結。
■AVILEN <5591> 3,025円 +503 円 (+19.9%) ストップ高 本日終値
AVILEN<5591>がストップ高。上場来高値を約2カ月ぶりに更新した。同社は人工知能(AI)ソフトウェアの開発のほか、AI人材育成支援のビルドアップパッケージを企業向けに展開する。ソフトウェアでは自社開発した生成AIをはじめとする技術コアモジュールの「AVILEN AI」で高い評価を獲得、AI人材育成でも高水準の需要を獲得している。米国ではエヌビディア<NVDA>株が大きく株価の居どころを変えており、これに追随してAI関連株が1日で数十%高に買われるケースも珍しくない。東京市場でもこの流れを引き継いで、成長性の高いビジネスモデルを有するAI関連株への買いに弾みがつく状況となっている。
■売れるネット広告社 <9235> 4,465円 +700 円 (+18.6%) ストップ高 本日終値
売れるネット広告社<9235>がストップ高。4日午前11時半、ウェブサービスの企画・開発を手掛けるORENCH(福岡市早良区)と共同で、売れるネットのクラウドサービスである「売れる D2C つくーる」に、生成AIを活用したAIライティング機能を実装する検証を開始したと発表。これを材料視した買いが集まった。商品カテゴリーやキーワードなどを入力することで、生成AIが商品訴求に関する文章を自動で作成できるようになるという。ネット通販事業者の業務プロセスの自動化や省力化につなげる。
■サイオス <3744> 665円 +100 円 (+17.7%) ストップ高 本日終値
サイオス<3744>に物色人気が集中。システム構築及び自社開発ソフトやサービスの販売を展開、システム障害回避ソフトで実績が高い。Linuxに代表されるオープンシステム基盤事業を主力とするが、半導体不足解消に伴うハードウェアの需給緩和によって、オンプレミス向けの製品・サービスが回復基調にあるほか、自社開発製品で主力を担う「LifeKeeper」がクラウド向けで旺盛な需要を取り込んでいる。業界に先駆する形で人工知能(AI)分野も深耕している。今年に入って米マイクロソフト<MSFT>の生成AIサービス「Azure OpenAI Service」導入に際しての技術コンサルティングも開始した。トップラインの伸びが目立ち、23年12月期売上高は前の期比10%増の158億8900万円を達成、24年12月期は前期比5%増の166億円と過去最高更新が続く見通し。また、今期配当は前期比5円増配の10円を計画するなど株主還元に余念がない。
■サクシード <9256> 1,008円 +150 円 (+17.5%) ストップ高 本日終値
サクシード<9256>がストップ高。前週末1日の取引終了後、24年3月期の期末配当で初配当14円を実施すると発表したことが好感された。なお、従来予想は無配だった。
■日本ラッド <4736> 1,026円 +150 円 (+17.1%) ストップ高 本日終値
日本ラッド<4736>に人気集中。2020年10月以来約3年5カ月ぶりとなる4ケタ大台乗せとなった。ビッグデータ分野に重心を置くシステムインテグレーターで創業50年以上の歴史を持つIT業界の古参ながら、先端技術の追究に余念がない。AIソリューションでは画像生成や音声合成などの先端分野の開発に注力し、チャットGPTを使った単一特許に対する要約アプリや、特許審査基準に対するQAアプリの開発に成功している。24年3月期営業利益は前期比74%増の1億5000万円予想と急拡大見通しにあるが、第3四半期時点で通期計画を超過していることから、一段の上振れが濃厚とみられる。
■テックファム <3625> 568円 +80 円 (+16.4%) ストップ高 本日終値
テックファームホールディングス<3625>が急騰。先端技術を駆使してアプリやシステム受託開発を手掛けるが、AI関連案件も高水準。生成AIを中核としたシステム汎用基盤「AI Frame」を開発し、これを用いたAI導入支援ビジネスに各方面から引き合いが活発化している。24年6月期業績は会社側の想定を下回って推移しているが、一方で来期以降の収益上積みには期待が持てる。
●ストップ高銘柄
ピクセルカンパニーズ <2743> 114円 +30 円 (+35.7%) ストップ高 本日終値
シルバエッグ <3961> 1,385円 +300 円 (+27.7%) ストップ高 本日終値
Laboro.AI <5586> 1,401円 +300 円 (+27.3%) ストップ高 本日終値
ヘッドウォータース <4011> 17,320円 +3,000 円 (+21.0%) ストップ高 本日終値
エスポア <3260> 895円 +150 円 (+20.1%) ストップ高買い気配 本日終値
など、22銘柄
●ストップ安銘柄
フォーサイド <2330> 435円 -100 円 (-18.7%) ストップ安 本日終値
以上、1銘柄
株探ニュース
クロスキャット<2307>がストップ高。米国で人工知能(AI)関連株の人気が沸騰している。その流れを引き継ぐ形で東京市場でも同関連で出遅れる好実態株に投資マネーが集中している。金融業界向けで高い実績を有しクレジット関連案件で強みを発揮する同社だが、AI分野に経営資源を投下し積極展開を図っていることで知られる。AIを活用した音声コンテンツ生成システムの開発や、AI技術を使って小売業界向けに店舗の商品需要量や在庫量の予測サービスを開始するなど、新境地を開拓している。業績も急成長局面に突入しており、AI関連相場に乗って足もとで存在感を一気に顕在化させた。
■ブリッジG <9225> 1,760円 +300 円 (+20.6%) ストップ高 本日終値
ブリッジコンサルティンググループ<9225>が急騰。経営管理の課題解決を支援するコンサルティング会社で、企業買収や提携などを駆使し業容拡大に貪欲な姿勢をみせる。前週末1日取引終了後、アミューズメント事業を国内外で展開するGENDA<9166>との業務提携契約の締結を発表、これが株価を強く刺激する格好となった。GENDAもM&Aによるエンタメ事業規模の拡大に積極的で、今回の提携ではM&A戦略を通じた相互事業の発展を目指す構えにある。なお、きょうはGENDAも大きく買われた。
■WHDC <3823> 48円 +8 円 (+20.0%) 本日終値
1日に発表した「電力発電及び供給会社設立へ契約締結」が買い材料。
環境価値付き電力発電及び供給会社設立に向けた秘密保持契約を締結。
■AVILEN <5591> 3,025円 +503 円 (+19.9%) ストップ高 本日終値
AVILEN<5591>がストップ高。上場来高値を約2カ月ぶりに更新した。同社は人工知能(AI)ソフトウェアの開発のほか、AI人材育成支援のビルドアップパッケージを企業向けに展開する。ソフトウェアでは自社開発した生成AIをはじめとする技術コアモジュールの「AVILEN AI」で高い評価を獲得、AI人材育成でも高水準の需要を獲得している。米国ではエヌビディア<NVDA>株が大きく株価の居どころを変えており、これに追随してAI関連株が1日で数十%高に買われるケースも珍しくない。東京市場でもこの流れを引き継いで、成長性の高いビジネスモデルを有するAI関連株への買いに弾みがつく状況となっている。
■売れるネット広告社 <9235> 4,465円 +700 円 (+18.6%) ストップ高 本日終値
売れるネット広告社<9235>がストップ高。4日午前11時半、ウェブサービスの企画・開発を手掛けるORENCH(福岡市早良区)と共同で、売れるネットのクラウドサービスである「売れる D2C つくーる」に、生成AIを活用したAIライティング機能を実装する検証を開始したと発表。これを材料視した買いが集まった。商品カテゴリーやキーワードなどを入力することで、生成AIが商品訴求に関する文章を自動で作成できるようになるという。ネット通販事業者の業務プロセスの自動化や省力化につなげる。
■サイオス <3744> 665円 +100 円 (+17.7%) ストップ高 本日終値
サイオス<3744>に物色人気が集中。システム構築及び自社開発ソフトやサービスの販売を展開、システム障害回避ソフトで実績が高い。Linuxに代表されるオープンシステム基盤事業を主力とするが、半導体不足解消に伴うハードウェアの需給緩和によって、オンプレミス向けの製品・サービスが回復基調にあるほか、自社開発製品で主力を担う「LifeKeeper」がクラウド向けで旺盛な需要を取り込んでいる。業界に先駆する形で人工知能(AI)分野も深耕している。今年に入って米マイクロソフト<MSFT>の生成AIサービス「Azure OpenAI Service」導入に際しての技術コンサルティングも開始した。トップラインの伸びが目立ち、23年12月期売上高は前の期比10%増の158億8900万円を達成、24年12月期は前期比5%増の166億円と過去最高更新が続く見通し。また、今期配当は前期比5円増配の10円を計画するなど株主還元に余念がない。
■サクシード <9256> 1,008円 +150 円 (+17.5%) ストップ高 本日終値
サクシード<9256>がストップ高。前週末1日の取引終了後、24年3月期の期末配当で初配当14円を実施すると発表したことが好感された。なお、従来予想は無配だった。
■日本ラッド <4736> 1,026円 +150 円 (+17.1%) ストップ高 本日終値
日本ラッド<4736>に人気集中。2020年10月以来約3年5カ月ぶりとなる4ケタ大台乗せとなった。ビッグデータ分野に重心を置くシステムインテグレーターで創業50年以上の歴史を持つIT業界の古参ながら、先端技術の追究に余念がない。AIソリューションでは画像生成や音声合成などの先端分野の開発に注力し、チャットGPTを使った単一特許に対する要約アプリや、特許審査基準に対するQAアプリの開発に成功している。24年3月期営業利益は前期比74%増の1億5000万円予想と急拡大見通しにあるが、第3四半期時点で通期計画を超過していることから、一段の上振れが濃厚とみられる。
■テックファム <3625> 568円 +80 円 (+16.4%) ストップ高 本日終値
テックファームホールディングス<3625>が急騰。先端技術を駆使してアプリやシステム受託開発を手掛けるが、AI関連案件も高水準。生成AIを中核としたシステム汎用基盤「AI Frame」を開発し、これを用いたAI導入支援ビジネスに各方面から引き合いが活発化している。24年6月期業績は会社側の想定を下回って推移しているが、一方で来期以降の収益上積みには期待が持てる。
●ストップ高銘柄
ピクセルカンパニーズ <2743> 114円 +30 円 (+35.7%) ストップ高 本日終値
シルバエッグ <3961> 1,385円 +300 円 (+27.7%) ストップ高 本日終値
Laboro.AI <5586> 1,401円 +300 円 (+27.3%) ストップ高 本日終値
ヘッドウォータース <4011> 17,320円 +3,000 円 (+21.0%) ストップ高 本日終値
エスポア <3260> 895円 +150 円 (+20.1%) ストップ高買い気配 本日終値
など、22銘柄
●ストップ安銘柄
フォーサイド <2330> 435円 -100 円 (-18.7%) ストップ安 本日終値
以上、1銘柄
株探ニュース