アルファベット<GOOG>傘下のグーグルはきょう、グーグル・クラウド・ネクスト・イベント「Ｎｅｘｔ２３」を開催し、エヌビディア<NVDA>との提携拡大の一環として新しいＡＩインフラとソフトウェアを発表した。

　アナリストは「このイベントのハイライトの一部は、大規模なＡＩトレーニングと推論の両方を実行できる『ＴＰＵ・ｖ５ｅ』チップの発表だと見ている」述べた。

　グーグルはまた、メタ・プラットフォームズ<META>やスタートアップ企業のアンソロピック社を含む企業のＡＩツールを自社のクラウドプラットフォームに追加し、より多くの生成ＡＩを自社製品に織り込み、この技術の活用を求めるクラウド顧客のためのワンストップショップとして位置づけている。

　グーグルのクラウド・クライアントは、メタの大規模言語モデル「Ｌｌａｍａ２」やアンソロピック社のチャットボット「クロード２」にアクセスし、自社のアプリやサービスのために企業データを使ってカスタマイズできるようになる。

（NY時間14:27）
アルファベット<GOOG>　135.27（+3.48　+2.64%）
メタ・プラットフォームズ<META>　298.20（+7.94　+2.74%）
エヌビディア<NVDA>　489.51（+21.16　+4.52%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美