2025年10月24日 5時59分
フォード、時間外でプラスに転じる 火災の影響を来年は取り戻せるとの発言で安心感=米国株個別
(NY時間16:58)(日本時間05:58)時間外
フォード<F> 12.99(+0.65 +5.27%)
フォード<F>が時間外で上昇。引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、通期については、主力車種であるF-150ピックアップトラック用のアルミの仕入れ先であるノベルリスの火災の影響により、最大10億ドルの逆風が発生する見通しを示した。これにより、通期のEBITに最大20億ドル、フリーキャッシュフロー(FCF)に最大30億ドルの逆風が生じると見込んだ。通期見通しも下方修正している。
ただ、発表直後こそ時間外で株価は売りが強まったものの、その後は買戻しが活発化しプラスに転じている。同社は火災の影響で今年の生産台数が約10万台減少すると見込んでいるが、来年にはその大部分を回復できるとしている。
ファーリーCEOはインタビューで「これは卸売りのタイミング調整の問題だ。今年失う分の多くを来年は取り戻せる」と述べた。この発言を受けて投資家の安心感が広がっている。
(7-9月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.45ドル(予想:0.36ドル)
・売上高:505億ドル 9.3%増(予想:498億ドル)
フォード・ブルー:280億ドル(予想:256.7億ドル)
フォード・モデルe:18億ドル(予想:17.8億ドル)
フォード・プロ:174億ドル(予想:164.3億ドル)
・EBIT(調整後):26億ドル(予想:20.2億ドル)
・EBITマージン(調整後):5.1%(予想:4.6%)
フォード・ブルー:15.4億ドル(予想:12億ドル)
フォード・モデルe:14.1億ドルの赤字(予想:12.4億ドルの赤字)
フォード・プロ:19.9億ドル
(通期見通し)
・EBIT(調整後):60~65億ドル(従来:65~75億ドル)(予想:68.9億ドル)
・FCF(調整後):20~30億ドル(従来:35~45億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
フォード<F> 12.99(+0.65 +5.27%)
フォード<F>が時間外で上昇。引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、通期については、主力車種であるF-150ピックアップトラック用のアルミの仕入れ先であるノベルリスの火災の影響により、最大10億ドルの逆風が発生する見通しを示した。これにより、通期のEBITに最大20億ドル、フリーキャッシュフロー(FCF)に最大30億ドルの逆風が生じると見込んだ。通期見通しも下方修正している。
ただ、発表直後こそ時間外で株価は売りが強まったものの、その後は買戻しが活発化しプラスに転じている。同社は火災の影響で今年の生産台数が約10万台減少すると見込んでいるが、来年にはその大部分を回復できるとしている。
ファーリーCEOはインタビューで「これは卸売りのタイミング調整の問題だ。今年失う分の多くを来年は取り戻せる」と述べた。この発言を受けて投資家の安心感が広がっている。
(7-9月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.45ドル(予想:0.36ドル)
・売上高:505億ドル 9.3%増(予想:498億ドル)
フォード・ブルー:280億ドル(予想:256.7億ドル)
フォード・モデルe:18億ドル(予想:17.8億ドル)
フォード・プロ:174億ドル(予想:164.3億ドル)
・EBIT(調整後):26億ドル(予想:20.2億ドル)
・EBITマージン(調整後):5.1%(予想:4.6%)
フォード・ブルー:15.4億ドル(予想:12億ドル)
フォード・モデルe:14.1億ドルの赤字(予想:12.4億ドルの赤字)
フォード・プロ:19.9億ドル
(通期見通し)
・EBIT(調整後):60~65億ドル(従来:65~75億ドル)(予想:68.9億ドル)
・FCF(調整後):20~30億ドル(従来:35~45億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース